高校無償化の所得制限撤廃で教育格差は解消するのか?保護者100人の本音を調査

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株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「高校無償化」について調査しましたので概要をお知らせいたします。

「子どもの進路をどう選ぶか…」。多くの保護者にとって真っ先に浮かぶのは「お金」の問題ではないでしょうか。学費の負担を理由に志望校を諦めざるを得ない家庭も少なくありません。そんななか、高校無償化制度に変更が加えられる可能性が浮上しています。

この制度変更が実現すれば、私立高校を対象とした所得制限の撤廃、また支援金の上限が引き上げられることになりそうです。制度変更によって、教育格差は解消するのでしょうか?家計や子どもの進路選択にどのような変化が起きるのでしょうか。

塾選ジャーナルでは、中学生の子どもを持つ保護者100名を対象に「高校無償化の制度変更」に関するアンケート調査を実施。アンケートから見えてきた、保護者たちが抱える期待と不安の声とともに、その変化がもたらす可能性について掘り下げます。

詳細はこちらをご覧ください。

参考記事:

高校無償化はここまで拡大!私立も無償?所得制限はどうなる?【2025年最新】

  1. 高校無償化の制度変更を知っている人は8割、内容理解はわずか3割
  2. 制度変更の実現後、家計への影響はさまざま
    1. 影響(1) 家計が楽になり進路選択の幅も広がる
    2. 影響(2) 所得制限を気にせず働けるようになる
    3. 影響(3) 他の教育費へ資金をまわせるようになる
    4. 影響(4) 財源への不信感と増税への懸念
    5. 影響(5) 授業料以外の費用への警戒感
    6. 影響(6) そもそも家計への影響はなし
  3. 高校無償化の制度変更によって進路選択の幅が広がっている
    1. 「公立一択」から「私立も視野」へ、選択肢が広がる
    2. 特色ある教育環境を重視して学校選びができるようになる
    3. 大学進学や将来の夢に向けて、次の進路への好影響も
  4. 意外な好影響も。高校無償化の制度変更で保護者が抱く期待とは?
    1. 期待(1) 教育格差の解消:所得に関係なく進路を選択
    2. 期待(2) 日本全体の教育水準向上:人材育成と競争力の強化
    3. 期待(3) 経済的負担の軽減と家計の余裕:教育費の使い道が広がる
    4. 期待(4)「恥ずかしさ」からの解放:申請手続きへの心理的ハードル低下
    5. 期待(5) 制度の継続性と安定性への願い:将来まで続く仕組み作り
  5. 高校無償化の制度変更、保護者の「不安」はどこにある?
    1. 不安(1) 私立高校における教育の質の低下や学力低下
    2. 不安(2) 私立高校の競争激化が進む
    3. 不安(3) 財源や制度の継続性への不信感
    4. 不安(4) 授業料以外の費用高騰への警戒感
  6. まとめ:制度変更は進路の選択肢を広げるが、冷静な判断が必要

高校無償化の制度変更を知っている人は8割、内容理解はわずか3割

「高校無償化制度が2026年4月から変わる可能性があることを知っていますか?」という質問に対し、保護者の82%が「知っている」と回答しました。しかし、「内容も知っている」と答えた保護者は32%に留まりました。

制度変更の可能性自体は広く認知されているものの、その具体的な内容まで把握している保護者はまだ少ないことがうかがえます。

制度変更の実現後、家計への影響はさまざま

高校無償化の所得制限撤廃や私立高校の支援金上限額の引き上げといった制度変更が実現すれば、家計にどのような影響があるでしょうか。

そこで制度変更による家計への影響を保護者に聞いてみました。すると、進路の選択肢や働き方に良い影響があるというものから、逆に負担が増えるのではないかという不安、まったく影響がないとする声などさまざまでした。

影響(1) 家計が楽になり進路選択の幅も広がる

制度変更が実現した場合にもっとも大きなメリットを感じているのは、これまでの制度では所得制限のために支援の対象外だった家庭です。所得制限の撤廃によって経済的な負担が軽減されることへの期待が寄せられています。

これにより、私立高校の選択肢が現実的になり、子どもの希望を優先した学校選びができると期待する声が多く見られます。

  • 「所得制限が撤廃されることで、これまで私立高校の学費が負担で選択肢から外していたが、経済的な理由を気にせず志望校を選べるようになると思います。(NKさん 大阪府 中2男子 保護者)」

  • 「現在、わが家の世帯年収では無償化の対象外なので、制度が変わることで、私立高校を選択肢に入れることができ、家計の負担が軽減される見込みです。特に、私立高校の授業料が無償になることで、これまで公立高校しか選択肢になかったのが、子供の希望や学力に合わせた学校選びができるようになるのは大きな変化です。(TGさん 愛知県 中3男子 保護者)」

影響(2) 所得制限を気にせず働けるようになる

もともと高校無償化の対象だった家庭でも、制度変更による家計への影響を感じるとの声も見られました。これは制度変更によって「世帯年収の壁」を気にすることなく、より安心して働けるようになる、といった意見です。

  • 「私立校に進んだ場合でも、助成金や年収を気にせず仕事を増やせるようになる。(まりさん 埼玉県 中3女子 保護者)」

  • 「全員が対象になるので、夫婦で働いても授業料に関しては心配がなくなるのはうれしい。(りんさん 埼玉県 中3男子 保護者)」

影響(3) 他の教育費へ資金をまわせるようになる

授業料が無償化されることで、その分の費用を別の教育費に充てられるようになるという期待も多く見られました。塾や大学費用への貯蓄など、子どもがよりよい教育環境を得るための資金を確保できると考える保護者が多いようです。

  • 「授業料にかかる費用が実質的にゼロになることで、浮いた費用を将来の大学資金などに回せること。(りんさん 埼玉県 中3男子 保護者)」

  • 「学費が少し抑えられる事で、塾やその他に使ってあげられるのかなと思っています。(Tommyさん 神奈川県 中3女子 保護者)」

影響(4) 財源への不信感と増税への懸念

メリットを語る声があがる一方、制度変更の財源に対する不信感や、増税への懸念を抱く意見も見られました。そういった声からは教育費における制度のメリットを認めつつも、家計全体で見極めようとする保護者の姿勢がうかがえます。

  • 「よいことだと思うが、どうせその補てんをほかの税金でやるんでしょとは思います。(ろんすさん 福岡県 中3男子 保護者)」

  • 「その分税金で賄われることになるので、増税になってしまって結果的に家計が助からないかもしれないこと。(vivadaraさん 富山県 中2男子 保護者)」

影響(5) 授業料以外の費用への警戒感

無償化の対象が授業料に限られているため、それ以外の費用が高騰するのではないかという懸念も聞かれます。特に私立高校では、授業料以外の施設費や教材費、寄付金などが家計を圧迫するのではないかと警戒する声が多くありました。

  • 「授業料が無償化されることは素直に家計にとって助かるが、私立の場合、授業料以外の費用がかさむと聞いているのでどちらを選択すべきかわからない。(キョウさん 大阪府 中2女子 保護者)」

  • 「結局は授業料だけの話ですので、それ以外の費用はかかってくることです。よく分からずに合格して、その他費用で家計を圧迫する人も出てくると思います。(三姉弟のママさん 北海道 中3男子 保護者)」

影響(6) そもそも家計への影響はなし

公立高校への進学を予定している家庭など、制度変更による家計への影響は全くないと考える保護者もいます。制度の変更を「平等でよいこと」と捉えつつも、自分たちの家計には直接的な変化はないと感じているようです。

  • 「世帯年収は関係なくなることは平等でよいと思います。家計に影響はありません。(K.N.さん 大阪府 中3男子 保護者)」

  • 「公立高校進学を予定しているので制度変更は関係なさそうだからです。(まがりせんべいさん 静岡県 中2男子 保護者)」

高校無償化の制度変更によって進路選択の幅が広がっている

高校無償化の制度が変更になった場合、保護者は子どもの高校以降の進路選択にはどのような影響があると考えているのでしょうか。

アンケートの結果から、一部の保護者が「公立高校一択」だった考えから、「私立高校も含めた選択」へと視野が広がることを期待している様子がうかがえます。

「公立一択」から「私立も視野」へ、選択肢が広がる

これまで経済的な理由から公立高校への進学を第一に考えていた家庭でも、私立高校を選択肢に入れた学校選びが可能になると期待しています。子どもの可能性を広げるきっかけになると考える保護者が見られます。

「経済的負担が減るため、私立高校や専門的なコースへの進学の選択肢が広がる可能性があります。(RKさん 神奈川県 中3男子 保護者)」

「公立高校で考えていたけど、私立高校も視野に入れて考えていけるかなと感じた。(sakuraさん 神奈川県 中2女子 保護者)」

特色ある教育環境を重視して学校選びができるようになる

経済的な負担が軽減されることで、保護者の学校選びの基準も変わってくると考えられます。これまでは学費を理由に諦めていた特色ある教育や、専門的なカリキュラム、進学実績に強みを持つ私立高校が現実的な選択肢となります。これにより、子どもの興味や将来の夢に合った学校を、より自由に選べるようになるという期待が見受けられます。

  • 「偏差値だけで選ぶ公立ではなく、偏差値以外にも部活やカリキュラム、行事予定等の学校の特色も含めて学校選びができるようになると思います。(ミミミさん 奈良県 中2男子 保護者)」

  • 「これまでは学費の負担を考慮して「公立を優先し、私立は併願校程度」という位置づけになりがちでした。経済的なハードルが下がることで、学費を気にせず「教育環境の質」や「進学実績」「校風」「部活動」「通学の利便性」などをより優先して検討できるようになります。特に、中高一貫の私立校や特色あるカリキュラムを持つ学校にも現実的に進学しやすくなるため、子どもの適性や希望をより重視した志望校選びが可能になる点が大きな変化だと思います。(ゲンさん 広島県 中3女子 保護者)」

大学進学や将来の夢に向けて、次の進路への好影響も

高校無償化の所得制限撤廃は、高校卒業後の進路にも好影響をもたらすと考える声も多くありました。高校の授業料負担が減ることで、その分を大学進学のための貯蓄や、塾・予備校の費用、留学費用などに充てられるようになるといった期待が寄せられています。

  • 「浮いた学費で私立大、大学院、留学など子どもの希望があれば考えられます。(脱社畜ノマドさん 埼玉県 中3女子 保護者)」

  • 「高校3年間で使うはずの予定で貯金していたものを取っておけばその分次の進路に余裕が出ると思う。(ねこねこさん 埼玉県 中2女子 保護者)」

意外な好影響も。高校無償化の制度変更で保護者が抱く期待とは?

高校無償化の制度が変更になった場合は、家計や進路選択にいい影響が出る家庭が多くいることがわかりました。では保護者は、この制度変更にどのような期待を抱いているのでしょうか。

アンケートからは、経済的支援はもちろん、教育格差の解消や子どもの未来への可能性が広がることに、大きな期待を寄せていることが明らかになりました。

期待(1) 教育格差の解消:所得に関係なく進路を選択

制度変更によって、家庭の経済状況に関わらず、すべての子どもに平等な教育の機会が提供されることへの期待が最も多く見られました。これまで経済的な理由から私立高校の選択を諦めていた家庭にとって、所得制限の撤廃は大きなメリットとなりえます。

子ども一人ひとりの個性や能力、そして本当に学びたいことを尊重した進路選択が可能になり、教育格差が解消することが期待されています。

  • 「親の収入関係なく、子どもが平等に扱われるのは良い。将来的に格差がなくなる、実力でどうにかできる社会にする為に必要。(まひまひさん 神奈川県 中3男子 保護者)」

  • 「家計のために進学を諦める子どもやランクを落として公立に行く子どもの選択肢が広がる。(鈴木さん 熊本県 中2男子 保護者)」

期待(2) 日本全体の教育水準向上:人材育成と競争力の強化

より多くの優秀な生徒が私立高校の特色ある教育を受けられるようになることで、日本全体の教育水準が向上することへの期待も寄せられています。多様な才能を持つ子どもたちが能力を伸ばせる環境を選びやすくなることで、将来の日本の競争力向上につながる人材が育つと考える保護者もいます。

  • 「日本全体の学力が向上し、日本の発展に貢献する人材が生まれる可能性が少しでも高まることを期待している。(てるさん 神奈川県 中3男子 保護者)」

  • 「全体の教育のレベルが上がることをかなり期待を持っています。(あたさん 東京都 中3男子 保護者)」

期待(3) 経済的負担の軽減と家計の余裕:教育費の使い道が広がる

制度変更による家計の負担が軽減されることは、教育費の使い道が広がりへの期待につながっています。

授業料が抑えられることで、その分の費用を大学進学のための貯蓄や、塾・習い事、さらには生活費に充てられるようになるという声が多く見られました。学校以外の様々な体験にも投資しやすくなり、子どもの成長をさらにサポートできると考えられています。

  • 「学費が少し抑えられる事で、塾やその他に使ってあげられるのかなと思っています。(さくらさん 東京都 中2女子 保護者)」

  • 「授業料分を塾代等に充当できるので勉強の幅が広がると思う。(キョウさん 大阪府 中2女子 保護者)」

期待(4)「恥ずかしさ」からの解放:申請手続きへの心理的ハードル低下

従来の制度では、所得制限があるために支援を申請すること自体に抵抗を感じていた保護者もいます。「自分が貧乏だと思われるのではないか」といった、心理的なハードルがあったようです。所得制限が撤廃され、すべての家庭が対象となることで、こうした「恥ずかしさ」を感じることなく、堂々と制度を利用できることに期待する声も聞かれました。

  • 「申請は恥ずかしいことという意識があった。申請するには、本人が申請の列に並ばないといけないため、『あの子貧乏なんだ』と思われる。よって、無理してでも学費を支払っていたが、所得制限がなくなれば皆が恥ずかしい思いしなくて済む。そこは期待している。(さくらさん 愛知県 中2男子 保護者)」

期待(5) 制度の継続性と安定性への願い:将来まで続く仕組み作り

保護者が制度に対して抱く期待は、単なる一時的なものではありません。「一度決まったら継続してほしい」「将来の日本の経済状況に振り回されることなく、この制度が続いてほしい」といった声が多く寄せられました。これにより、現在の子どもだけでなく、将来を担う子どもたちの教育環境が安定的に確保されることへの強い願いが感じられます。

  • 「やってみて限定的な政策ではなく何十年も継続をしてほしいです。(ちぇるさん 東京都 中2男子 保護者)」

  • 「今だけではなく、この先の日本の経済状況に振り回されることなく、この制度が継続されてほしい。(ぴよ子さん 千葉県 中2男子 保護者)」

高校無償化の制度変更、保護者の「不安」はどこにある?

保護者は教育格差解消などの期待を抱く一方で、不安な一面も持っています。アンケート結果から、その懸念は大きく3つのパターンに分けられました。

制度変更が教育現場や国の財政にどのような影響をもたらすのか、冷静に見つめている保護者の姿がうかがえます。

不安(1) 私立高校における教育の質の低下や学力低下

制度変更によって私立高校への進学希望者が増えることで、生徒の質が低下するのではないかという懸念が見られました。

「安易に私立を選ぶ子どもが増える」「学力が足りない生徒が私学に流れる」といった声は、制度変更が教育全体のレベルを下げてしまうのではないかという不安が表われています。

  • 「頑張って受験勉強しなくてもいいと思って安易に私立を選んでしまう子が増えるかもしれません。(かりんとうさん 北海道 中3女子 保護者)」

  • 「私立の敷居が低くなったことで結局公立のように荒れてしまう高校が増えるのでは?とは思います。(たけるさん 東京都 中2男子 保護者)」

不安(2) 私立高校の競争激化が進む

私立高校への進学希望者が増えることで、私立高校の競争が激化するのではないかという懸念が見られました。人気校に受験生が集中することで、これまでなら合格できた生徒が不合格になったり、倍率が不当に上昇したりする可能性を心配する声も挙がっています。

  • 「人気校への志願者が一気に増えて競争が激しくなったり、学校側が設備投資や人材確保に追いつけず、教育の質が下がるのではないかと心配しています。(さくらさん 東京都 中2女子 保護者)」

  • 「私立高校に行きやすくなる分、倍率が上がらないかという懸念は少しあります。(さくらさん 東京都 中2女子 保護者)」

不安(3) 財源や制度の継続性への不信感

高校無償化の制度変更による財政負担の増大に対する懸念も多く寄せられました。「増税になるのではないか」「他の教育支援が縮小されるのでは」といった声は、制度の持続性や、そのしわ寄せがどこにいくのかという不安を示しています。

一時的な制度ではなく、将来にわたって安定して続く制度であってほしいという願いがあるからこそ、財源の問題は大きな懸念材料となっています。

  • 「その分税金で賄われることになるので、増税になってしまって結果的に家計が助からないかもしれないこと。(vivadaraさん 富山県 中2男子 保護者)」

  • 「財源不足と言って急にやめられると困る人たちが出てくると思います。(ミミミさん 奈良県 中3男子 保護者)」

不安(4) 授業料以外の費用高騰への警戒感

高校無償化はあくまで授業料が対象であり、それ以外の費用がどうなるかという点にも保護者は注目しています。

特に私立高校では、授業料以外の施設費や教材費、修学旅行費などが高額になるケースがあります。「授業料が無料になった分、他の費用が値上げされるのでは?」といった懸念は、制度のメリットが形骸化してしまうことへの警戒感を示しています。

  • 「授業料以外のところで上乗せされてしまうのではないかと不安に感じる。(豚のたまごさん 石川県 中2女子 保護者)」

  • 「施設費や教材費などの教育費負担が完全になくなるわけではないので、もし私立に進学して、高校が授業料の保護者負担が減った分上乗せしてきたらどうすればいいのか、という事。(山田さん 北海道 中2女子 保護者)」

まとめ:制度変更は進路の選択肢を広げるが、冷静な判断が必要

今回のアンケート調査では、もし高校無償化の制度が変更された場合、家計や子どもの進路選択に大きな影響を与える可能性が示されました。

  • 家計の負担軽減と選択肢の拡大: これまで所得制限のために支援の対象外だった家庭にとって、経済的な負担が軽減され、私立高校への進学が現実的な選択肢となります。

  • 教育格差解消への期待: 経済的な理由で進路を諦める子どもが減り、誰もが自分の個性や興味に合った教育を受けられるようになるという、教育格差解消への期待が高まっています。

  • 教育現場への懸念: 一方で、私立高校への志願者が増えることによる教育の質の低下や、授業料以外の費用が高騰する可能性など、制度変更に伴う懸念も存在します。

この制度変更は、単に家計への影響に留まらず、子どもたちの将来の選択肢を広げ、教育のあり方そのものに変化をもたらす可能性があります。しかし、その恩恵を最大限に享受するためには、保護者自身が制度の内容を正しく理解し、公立・私立を問わず、子どもの将来に本当に合った学校を慎重に選ぶことが重要です。

これから高校進学を控える家庭は、今後の制度の動向に引き続き注目し、子どもとの対話を通して最適な進路を考えていきましょう。

詳細はこちらをご覧ください。

アンケート調査概要

調査対象:中学生2年生・3年生の子どもを持つ保護者(有効回答数100名)

調査時期:2025年8月

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットを使用した任意回答

調査レポート名:「高校無償化の制度変更」についての調査

※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:「高校無償化の制度変更」についての調査」と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/31556)へのリンク設置をお願いします。

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