ミャンマーのイスラム少数民族ロヒンギャの人々が、武力弾圧を逃れて隣国バングラデシュに大量流入した未曽有の人道危機発生から今年8月で5年を迎えます。AAR Japan[難民を助ける会]はWEB写真展「ロヒンギャ難民を忘れない」を7月25日から開催し、新畑克也さん、龍神孝介さんの2人のフォトグラファーの作品に加え、AAR駐在員が撮影した数々の写真を通して、難民キャンプの変化、子どもたちを中心とした難民の人々の表情をお伝えします。
ウクライナ危機に国際社会の関心が集まる一方で、アジア最大の人道危機であるロヒンギャ難民問題は半ば忘れられつつあります。AARは2017年以降、累計100万人超のロヒンギャ難民が滞留するバングラデシュ南東部コックスバザールで支援活動を実施していますが、2021年2月の軍事クーデターによるミャンマー国内の混乱もあって、難民の本国帰還はますます遠のいています。
人道危機発生から5年の節目の今夏、ジャーナリスト堀潤さんを招いて8月20日(土)に開催するトークセッション「ロヒンギャ難民を忘れない」(オンライン開催/参加無料)と合わせて、この写真展がロヒンギャ問題にもう一度思いを寄せる機会になればと考えます。多くの皆さまのご来場・ご参加をお待ちいたします。
【WEB写真展】ロヒンギャ難民を忘れない https://lp.aarjapan.gr.jp/5th_rohingya/
*すべての写真の版権・著作権は撮影者およびAAR Japanに帰属します。無断転載はご遠慮ください。非営利目的で使用を希望する場合はAARまでお問い合わせください。
堀潤さんと「ロヒンギャ難民問題」を考えるトークセッション~8月20日(土)の申し込みはこちら
⇒ https://aarjapan.gr.jp/event/6521/