茨城県・古河市の「道の駅まくらがの里こが」では、地域の皆さまに愛されるような、新しい古河の冬の風物詩となる”雪華(ゆきはな)ツリー” を設置します。中央には高さ8mのウラジロモミをメインツリーとし、訪れる人々を圧倒させます。天井からは、古河のシンボル” 雪華” をモチーフにした装飾がひらひらと降り注ぎます。また、市の花である”ハナモモ”を連想させるオーナメントがクリスマスツリーを彩ります。
【古河市と雪華(せっか)】
江戸時代末の天保3(1832)年、下総国古河(現・茨城県古河市)の藩主・土井大炊頭利位(どいおおいのかみとしつら1789~1848)は、20年にわたり観察した雪の結晶を「雪華(せっか)」と名付け、その成果である86種の結晶スケッチを収録する『雪華図説』を刊行しました。 天保11(1840)年に97種を収録して刊行される続編とともに、日本最初の雪の自然科学書として高い評価を得ています。
【道の駅まくらがの里こが】
「おいしい」「たのしい」をメインコンセプトとした道の駅まくらがの里こがでは、県内有数の出荷量を誇る「直売所」、関東のどまんなか古河ならではのお土産が並ぶ「ゆきはな」、地産地消がテーマの「フードコートみやことほまれ」、焼きたてパンが名物の「カフェベーカリーはなもも」、「地元銘茶さしま」、「総菜屋けやき」など、うまいものを多数取り揃えております。週末には大屋根広場にて、地域交流イベント、パフォーマンスを開催しております。
また、『道の駅まくらがの里こが』という名称の由来は、奈良時代にまとめられた「万葉集」に
”まくらがの こがのわたりの からかじの おとたかしもなねなへこゆゑに あはずして
ゆかばおしけむ まくらがのこがこぐふねに きみもあはぬかも”
と歌われていて、枕詞の為「まくらが」と言う言葉自体に意味はないのですが、古くから古河周辺を指す言葉として使われてきたようです。
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