GSXはBBSecと両社顧客基盤の共有および商材のクロスセルに加え、人的リソース共有によるサービス提供体制の拡大で事業成長を実現します。さらに、BBSecはKELの顧客基盤に対するサービス提供を推進することで販路拡大に伴う事業成長を加速します。
また、このたびの株式取得に伴い、BBSecはGSXの持分法適用会社となることで連携が強化され、双方の企業価値向上に伴う事業成長が実現されます。
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GSXの成長戦略:さらなる成長への確信を得る4つの要素とアライアンス戦略
GSXは、2026年3月期までの中期経営計画として、既存事業で年率25%の売上成長を掲げておりますが、今後、さらなる成長をより確かなものにすべく「成長のための4つの要素」を設定し、それぞれの目的に対し共に強力に事業を推進できる戦略的パートナー企業と資本業務提携も含めた提携関係を構築し、事業拡大と企業価値向上を目指して参ります。
【成長のための4つの要素】
① 販路拡大
戦略的提携パートナーの顧客網に対する商材の展開
② 事業領域拡大
新たな事業領域に進出することによる新規顧客の獲得
③ リソース拡大
各種サービスを提供する人的リソースが増強されることによる売上高向上
④ サービスラインナップ拡充
提供できるセキュリティサービスが増えることによる販売機会の拡大
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今回の資本業務提携で得られる効果
1. GSX・BBSec両社の商材、顧客、リソース共有による事業成長
今回のBBSec株式追加取得は、前述の「成長のための4つの要素」すべてに関わる提携関係強化であり、GSXの成長加速を確かなものにする起点になり得ると考えます。
① 販路拡大:BBSec顧客約1,600社へのGSX商材拡販ができる
② 事業領域拡大:BBSecが得意とする準大手企業や金融市場への深耕ができる
③ リソース拡大:脆弱性診断やセキュリティコンサルにおける人的リソースの共有ができる
④ サービスラインナップ拡充:幅広い対応が可能なセキュリティ運用サービスを提供できる
2. KEL顧客基盤に対するBBSecサービス提供による事業成長
このたびのBBSec株式の追加取得と同時に、KELとBBSecの間でも資本業務提携が締結されます。これによりKEL顧客基盤に対しBBSecのセキュリティ運用サービスなどが提供されることで、BBSecのさらなる事業成長が実現されます。
3. 持分法適用会社となることによる企業価値向上
BBSecはGSXの持分法適用会社となることで、より一層の事業連携が強化されます。ここにKELの販売力強化が加わることで、BBSec・GSX双方の事業成長加速、企業価値向上が実現されます。
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株式取得に伴う3社連携の背景:1社でも多くのお客様を増加するサイバー攻撃から護る
DXの拡大とサイバー攻撃の増加に伴い、日本全国の企業からのサイバー攻撃被害に関する問合せが右肩上がりで増えております。例を挙げると、JPCERTコーディネーションセンターのインシデント(サイバーセキュリティ事故)報告件数の推移では、コロナ禍に突入し、リモートワークが定着した2020年度から一気に件数が増え、現在も増加傾向は止まりません。GSXだけでも年間に受けるインシデント相談件数は、約300件を数えます。しかしながら、そのすべてのご相談に満足に対応するには個社のみでは実現が困難です。
このような市況において、3社が連携することで日本全国のサイバー攻撃被害に対応し、当社パーパスでもある「全ての企業をセキュリティ脅威から護る」を実現すべく、1社でも多くのお客様を、増加するサイバー攻撃から護ります。
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これまでのGSXとBBSecの取り組み
GSXおよびBBSecは両社が保有するサービス・顧客を補完し、両社営業が提案・販売を実行することで市場ニーズを捉える取り組みを続けてきました。また、BBSecはGSXにとってのデリバリーパートナーでもあり、GSXが請け負った案件をBBSecが実行することにより、GSXは受注を拡大し、対応できる案件量を拡大することが実現出来ています。
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これまでのGSXとKELの取り組み
KELでは、大手企業を中心としたエンドユーザーに対して、特定のメーカーに捉われないセキュリティアプライアンスの調達からサービスの実装、システム導入後の保守・運用に至るまでをワンストップで提供しております。2017年8月、KELはGSXの株式を取得し、KELの顧客に対しGSXが保有する幅広いセキュリティサービスラインナップを提供することで、企業のセキュリティリテラシーの向上に取り組み、KEL、GSX双方の業績に大きく貢献しております。
今回の3社連携を通じ、事業成長のみならず、日本全国1社でも多くのお客様のサイバーセキュリティ自衛力向上に資するよう、KEL、BBSecとの取り組みをGSXはリードして参ります。
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株式会社ブロードバンドセキュリティについて
商号:株式会社ブロードバンドセキュリティ
事業内容:セキュリティ監査・コンサルティングサービス、脆弱性診断サービス、情報漏えいIT対策サービス
本社所在地:〒160‐0023 東京都新宿区西新宿8-5-1 野村不動産西新宿共同ビル4F
代表者:代表取締役社長 滝澤 貴志
証券コード:4398
上場証券取引所:東京証券取引所スタンダード市場
資本金:295百万円(2023年6月末時点)
設立:2000年11月30日
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兼松エレクトロニクス株式会社について
商号:兼松エレクトロニクス株式会社(英文表記:Kanematsu Electronics Ltd.)
事業内容:企業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業
本店所在地:〒104-8338 東京都中央区京橋2-13-10 京橋MIDビル
代表者:代表取締役社長 渡辺 亮
資本金:9,031,257千円
設立:1968年7月
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グローバルセキュリティエキスパート株式会社について
商号:グローバルセキュリティエキスパート株式会社(英文表記:GLOBAL SECURITY EXPERTS Inc.)
事業内容:中堅・中小企業向けにコンサルティング・従業員向け教育・エンジニア向けセキュリティ認定資格講座・セキュリティソリューション・セキュリティSESなどをワンストップで提供
本店所在地:〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム4F
代表者:代表取締役社長 青柳 史郎
証券コード:4417
上場証券取引所:東京証券取引所グロース市場
資本金:542,121千円(2023年9月末)
設立:2000年4月(グローバルセキュリティエキスパートへの商号変更日を設立日として記載)
※本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。