株式会社モニタス(本社:東京都港区、代表取締役社長 林 秀紀、以下「モニタス」)が提供する「顧客をモニター化しマーケティングDXを推進する」スパコロは、マーケティング施策の基盤となるカスタマープラットフォーム、以下「CDP」を構築および活用をされる企業を対象とした、自社顧客へのアンケートデータを構築済みCDPと連携する機能提供を開始しました。
モニタスでは従来「自社会員のモニター化」を支援するシステムを提供しています。これらは2016年のサービス提供開始から2023年10月時点で現在モニター化実績は2,500万人を超える自社会員モニター化支援実績を有しております。
そして昨今、顧客接点のデジタル化の増加、サードパーティークッキーの規制や「改正個人情報保護法」の施行などにより、企業のマーケティングのあり方が大きく変化しています。企業は自社のアプリ、Webサイト、ECサイト、店舗などから収集したファーストパーティデータを利用したデジタルマーケティングを重視する傾向が見られます。CDPは、ファーストパーティデータの蓄積・分析・管理を効果的に行うツールで、企業にとって最重要テーマといえる収益拡大に向けて、デジタルマーケティングを強化する企業が増加すると見られ、CDPの利用は今後さらに拡大すると考えられます。
このような背景を受けモニタスは、マーケティング施策の基盤となるCDP構築の活性化を目的に、モニタスが提供する「顧客をモニター化しマーケティングDXを推進する」スパコロシステムに、CDPへのデータ連携機能を搭載しCDPへ連携します。アンケートによる意識データはその他大量のデジタルデータに、回答内容の重み付けとなりマーケティング施策の活性化を支援いたします。
■スパコロで取得した顧客のアンケートデータCDP連携イメージ
■スパコロ+CDP利用イメージ
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各種「自社保有データ」と「ユーザー意識データ」による高度なデータ分析
各種保有自社データ分析時の仮説を、ユーザー意識データデータによる裏付けからマーケティング施策に活用。例えば、自社商品購入頻度が高いユーザーと購入経験がないユーザーのアンケート結果を自社保有データに連動させる事でデータ分析から仮説立案や検証。
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「意識データ」を用いた各種施策への展開
大量なデジタルデータに、ユーザー意識データを連携させる事でデータの背景にある意識を確認することで各種施策検討と実行へ活用。
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「意識データ」を用いて機械学習のモデル作成が可能。これにより新規ユーザー獲得などに 転用も可能
現在のロイヤル顧客を自社保有データと意識データの連携から、機械学習モデル等を用いてカスタマジャーニー分析から新規ユーザー獲得などの転用に活用。
■スパコロ導入事例
スパコロは、「顧客をモニター化しマーケティングDXを推進する」ことでOne to Oneマーケティングの実現として自社保有データとアンケートによる意識データの連携からデータ分析、施策への活用、新規ユーザー獲得への転用があります。
●ANA X株式会社ご担当者様からのコメント
―― 『ANAリサーチ』ではどのような展開を考えられていますか?
顧客接点の創出はもちろん、将来的にはデータ活用を軸としたビジネス展開も考えています。もちろん大手リサーチ会社と同じことはできませんが、ANAリサーチ会員向けに調査を行いたいというクライアント企業に対して、リサーチサービスを提供するといった展開も実現していきたいと思っています。
また、ANAマイレージクラブ(以下、AMC)会員IDとANAリサーチにモニター登録いただいた属性データの紐づけを行うことで、たとえばペットを飼っているAMC会員に限定した有益な情報やコンテンツの出し分けを行うなど、One to Oneマーケティングを実現することで、より付加価値の高いサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。
新たな顧客接点を創出するために。
スパコロを活用したANA Xの新規事業開発の軌跡
【株式会社モニタス 概要】
社 名:株式会社モニタス
所在地:東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー22F
設 立:1991年4月
事 業:スパコロ事業・モニターアライアンス事業・LINEリサーチ事業
代表者:代表取締役社長 林 秀紀