第38回伊勢湾ごみ流出防衛最前線!2023年秋の藤前干潟クリーン大作戦を開催しました。

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一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、2023年10月28日(土)にラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺の漂着ごみを清掃して海洋ごみを減らすことを目的とする「第39回伊勢湾ごみ流出防衛最前線!’23秋の藤前干潟クリーン大作戦!」を昨年に引き続き開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト:https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/

  • イベント概要

・開催概要 :ラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺の漂着ごみの清掃活動

・日程   :2023年10月28日(土)10時00分~11時30分 

・参加人数 :2,008名

・開催場所 :藤前干潟

・協力団体 :藤前干潟クリーン大作戦実行委員会 事務局

  • 藤前干潟クリーン大作戦について

「藤前干潟クリーン大作戦」は、ラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺のごみを清掃する活動です。名古屋市港区と飛島村にある「藤前干潟」は、土岐・庄内川と新川、日光川の河口に広がる干潟で、上下流より多くのごみが流れ、漂着します。そこで、私たち藤前干潟クリーン大作戦実行委員会は2004年秋より、春と秋の年2回の清掃活動「藤前干潟クリーン大作戦」を行っています。また、伊勢湾の最奥部にある藤前干潟でごみを拾うことは、伊勢湾へ、そしてさらにその先の海へ流れ出る海ごみを減らすことにもつながります。そのため、私たちは藤前干潟クリーン大作戦を「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」と位置付けてもいます。この活動は、藤前干潟やその流域に暮らしている地域の住民の方や市民団体、教育機関、学生、研究者、企業、行政など多くの方々の協力、参加があって成り立っています。

そして、今後も多くの協力、参加をいただき、活動を未来へつないでいきたいと考えています。

しかしながら、藤前干潟とその周辺の岸辺は、上流などから運ばれたペットボトル、ビニール袋、発泡スチロールなどの石油原料の製品ごみに覆われているのが現状です。

秋の藤前干潟クリーン大作戦、当日は2,008名も清掃活動に参加していただき、様々な世代の方のご協力で可燃ごみ1,294袋(45L)、不燃ごみ141袋(45L)と多くのごみを拾うことが出来ました。学生などの若い世代、企業での参加など、多くの方に海洋ごみ問題への意識が広がってきています。

  • 参加した子ども・保護者からの声

・初めて参加しましたが、思った以上に参加者が多くて驚きました。参加した子供たちと楽しくごみを拾うことが出来ました。

・朝からごみ拾いが出来て気持ちが良かった。

・日頃は意識してごみを見ていなかったが、想像以上にごみが漂着していてごみの問題について興味を持った。

<団体概要>

団体名称 ︓海と日本プロジェクトin愛知県 

URL   ︓https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/

活動内容 ︓愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

海と日本PROJECT【日本財団】
日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。
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