日本オーチス・エレベータ株式会社(https://bit.ly/36Gq1wM)(代表取締役社長ティボー・ルフェビュール、本社 東京都中央区、以下 日本オーチス)は、オーチス・ワールドワイド・コーポレーションが主催する国際STEM (科学・工学・エンジニアリング・数学) プレゼンテーションコンテスト「Made to Move Communities™(https://bit.ly/3mDfgBp)(メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティズ)」プログラムの国内予選大会を10月12日に開催しました。日本オーチスはエレベーターおよびエスカレーターの新設・据付・保守・改修を一貫して扱う世界的リーディングカンパニー、オーチス・ワールドワイド・コーポレーション(https://bit.ly/3Oomt79)(NYSE:OTIS)の日本法人です。
Made to Move Communitiesプログラムは、オーチスの4つの地域(アメリカ地域、アジア太平洋地域、中国地域、欧州・中東・アフリカ地域)で毎年開催されるコンテストで、今年で4年目を迎えます。Made to Move Communitiesは、学生のSTEM教育を促進することを目的とした世界規模のCSR(企業の社会的責任)プログラムです。
国内予選大会には日本全国の9校から17の学生チーム (計115名) の応募があり、オーチスの審査員による書類審査を経て5チームがファイナリストとして選出されました。そして、10月12日にその5チームが、オンラインで審査員に英語でプレゼンテーションを披露した結果、かえつ有明中・高等学校(https://www.ariake.kaetsu.ac.jp/)(東京都江東区)のチームが優勝しました。
かえつ有明中・高等学校のチームは、STEMのスキルや知識を駆使し、オーチスの社員サポーターたちから助言を受けながら、予選大会のテーマである「コミュニティの課題を解決する包括的なモビリティ・ソリューションの構築」に取り組みました。予選大会で、学生たちは、人混みの多い東京で暮らす視覚障害者がより安心安全に移動できるよう、杖にIoT技術と微細な振動を発するハプティック技術を組み合わせたソリューションを発表しました。そのソリューションにおいて、視覚障害者は杖から発する振動を感知することで、障害物を避け、道を間違えることなく目的地まで到着することが可能になります。学生たちのプレゼンテーションは審査員から高い評価を受けました。
かえつ有明中・高等学校のチームは日本を代表して12月から8週間に渡って開催されるMade to Move Communitiesの国際大会(https://bit.ly/48pk4Dz)に挑みます。今年の国際大会のテーマは「心身の健康の増進のために、緑地へのアクセスを改善する包括的なモビリティ・ソリューションの構築」です。都市化が進んだ現代では、世界人口の50%以上が都市で暮らし、2050年にはその割合が70%近くまで上昇すると予想されています。学生たちは、全ての住民のために、緑地を保全・提供するためのソリューションを考案します。学校でSTEMプログラムを推進する助成金の獲得を目指し、オーチスの審査員に向けて、そのソリューションを発表します。
日本オーチス社長のティボー・ルフェビュールは、「この度の国内予選大会で、5チームそれぞれのプレゼンテーションを拝見し、学生たちの知見と熱意に感心しました。中でも、かえつ有明中・高等学校のチームのプレゼンテーションの論理的な構成やコミュニケーション力は群を抜いていました。国際大会でもより良い結果を残せるよう、皆で一丸となって取り組んでいただきたいと思います」と述べます。
▼学生たちがソリューションを考案している様子
▼学生たちがプレゼンテーションをしている様子
Made to Move Communitiesは、オーチスが目指すESG(環境、社会、ガバナンス)目標の「人とコミュニティ」分野の進展を後押しするものです。私たちのESG目標は、2030年までに「STEM(科学、技術、工学、数学)教育と職業訓練を通じて、全世界15,000人の学生をサポートすること」、「寄付総額の50%をSTEMプログラム支援に充てること」、「社員が50万時間のボランティア活動を行うこと」です。当社の実績について、詳しくは「2022 年ESG レポート」(https://bit.ly/3GzZN1H)(英語)をご覧ください。
■オーチスについて
オーチスは、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる約220万台のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約20億人がオーチスの製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチスの製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4.1万人のフィールドプロフェッショナルを含む6.9万人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.com(https://bit.ly/36Gq1wM)をご参照ください。また、LinkedIn、Instagram、Facebook、X(旧Twitter)で「@OtisElevatorCo」をフォローしてください。