〜 10月24日は「世界ポリオデー」〜 ポリオのない世界を、ペットボトルキャップのリサイクルで目指す「RECYCLE TO END POLIO」からポリオワクチンを提供へ

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この度、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下、JCV)の主催で「ポリオ根絶」を目指す参加型プロジェクト「RECYCLE TO END POLIO」の成果として239,350個のペットボトルキャップが集まり、5,239人分のポリオワクチンを世界中の子どもたちへ提供することをお知らせします。10月24日「世界ポリオデー」に向けて衆議院議員会館で行われたプロジェクト報告会では、本プロジェクトのアンバサダーであるEXILEのTETSUYAさんとともに「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」の皆様に成果を伝え、プロジェクトへの協力に感謝を伝えました。

  • ポリオ根絶を目指す「RECYCLE TO END POLIO」プロジェクト
    5,239人分のポリオワクチンが世界中の子どもたちへ

JCVでは、1994年から開発途上国にワクチンを贈る活動を展開しており、その一環として、ペットボトルのキャップを回収してリサイクルし、その売却益の一部を世界の子どものワクチンのために寄付する取り組みがあります。

「RECYCLE TO END POLIO」はペットボトルキャップを捨てるという日常的な行為を、回収してリサイクルするというアクションに変えることによって、世界の子どもたちへのポリオワクチン提供に貢献できるプロジェクトです。

7月28日(金)〜10月6日(金)の71日間におよぶプロジェクト期間で、239,350個のペットボトルキャップが集まりました。リサイクルボックスは、LDHの協力により、LDH JAPANのオフィスや、ダンススクールのEXPG STUDIO、AMAZING COFFEE、LDH主催のライブ会場(一部)などにも設置されたほか、衆議院議員会館・参議院議員会館にも特別に設置されるなど、世界ポリオ根絶計画(GPEI)を訴える国際的な組織と協力して全国各地で展開されました。回収したすべてのペットボトルキャップは、回収・リサイクル業者を通してリサイクルされ、生まれる収益の一部がJCVに寄付されます。JCVはUNICEFと連携し、その寄付金でポリオワクチンを世界の子どもたちへと届けます。

また、同時に実施されたキャップアートと連動したSNSキャンペーンでは、指定ハッシュタグのついたSNS投稿が約7,000件も寄せられました。

本プロジェクトを通じて、5,239人分のポリオワクチンが世界中の子どもたちへと届けられます。

  • 「RECYCLE TO END POLIO」プロジェクト報告会を開催

アンバサダーであるEXILEのTETSUYAさんはプロジェクト報告会に出席し、キャップリサイクルとSNS投稿を通じて多くの方々に参加いただいた成果を「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」の皆様にお伝えしました。また、同議員連盟およびTETSUYAさんに対して、JCVからプロジェクト協力への感謝状をお贈りしました。

EXILE TETSUYAさん コメント

日常のアクションを通じて社会に貢献できることなど、プロジェクトを通じて学びと発見がたくさんありました。EXPG STUDIOに通う子どもたちが、自宅で親御さんが集めていたキャップをたくさん持ってきてくれる姿に感動しました。ファンの方にお会いしたときは直接キャップを受け取ることもありました。9月にはNYで開催された国連総会のサイドイベントにもお声がけいただき、本プロジェクトや取り組みについて報告・アピールすることもできました。参加していただいたファンの皆さんをはじめ、多くの方々に感謝するとともに、今後も自分にできることをやっていきたいと思います。

逢沢一郎 衆議院議員 コメント

10月24日は「世界ポリオデー」です。世界の方々の叡智と総力を尽くしてポリオ根絶を目指しています。そのために、様々なキャンペーンを展開してきており、国民の皆様にも受け止めていただいていると感じています。今回のTETSUYAさんのご活躍にも感謝するとともに、国際保健における日本の貢献を今後も推進していきたいと考えております。

JCV 理事長 剱持睦子 コメント

JCVは、国外の子どもたちを感染症から救うためにワクチン関連の活動だけを行う国内唯一の国際協力団体です。根絶までもう一歩であるポリオですが、パキスタンとアフガニスタンで発症が見つかりました。この度の「RECYCLE TO END POLIO」はポリオ根絶を強く願うものであり、ペットボトルキャップのリサイクルを通じてポリオワクチンを途上国に届けてまいります。TETSUYAさんには3ヶ月間アンバサダーとして活躍していただき、多くの方にポリオやこの活動について知っていただき、参加していただく機会になったと考えています。ポリオ議連、TETSUYAさん、GPEI、国際ロータリー、ビル&メリンダ・ゲイツ財団など、今回関わっていただいたさまざまなパートナーに感謝いたします。

<プロジェクト概要>

名称:「RECYCLE TO END POLIO」

主催: 認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)

後援: 世界ポリオ根絶計画(GPEI)・・・世界保健機関(WHO)/国際ロータリー/米国疾病対策センター(CDC)/国連児童基金(UNICEF)/ビル&メリンダ・ゲイツ財団/Gaviワクチンアライアンス)、世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟

実施期間:2023年7月28日(金)〜10月6日(金) ※プロジェクトは終了しました

リサイクルボックス設置場所:

 ・LDH主催のライブ会場(一部)

 ・EXPG STUDIO(全国12校)

 ・AMAZING COFFEE

 ・居酒屋えぐざいる

 ・衆議院議員会館/参議院議員会館

 ・エーザイ株式会社 本社

SNSキャンペーン概要:

プロジェクト期間中にSNS(Instagram/Twitter/TikTok)で特定の写真やハッシュタグで投稿することで、1投稿につき1人分のポリオワクチンを寄付

  • ポリオをとりまく状況

ポリオは主に5歳以下の子どもが感染し、身体障害の原因にもなる病気です。1988年以降、世界はポリオ根絶に向けて取り組み、子供の自然感染を99%以上減らすことができています。しかし、まだ世界にはポリオに苦しむ地域があります。日本ではワクチンの一斉投与により、1980年以降、野生型ポリオウイルスによる新規の発症は報告されていませんが、近年、ロンドンやニューヨークなどの先進国でも再発が報告されるようになりました。世界からポリオを根絶しない限り、年間発症数は10年以内に20万件を上回ると予想されています。今年のG7広島サミットでも「世界ポリオ根絶計画(GPEI)に対する継続的な支援を求める」という首脳宣言が発表されました。

  • 【団体概要】

団体名

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会

代表

理事長 剱持 睦子 (ケンモチ ムツコ)

創設者

会長 細川 佳代子 (ホソカワ カヨコ、細川護煕元首相夫人)

所在地

東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル8F

URL

www.jcv-jp.org

設立

1994年 1月 29日

スペシャルサポーター

竹下景子(ワクチン大使・女優)、和田毅(プロ野球選手)、早見優(歌手・女優)、三國清三(シェフ・株式会社ソシエテミクニ 代表取締役)、進藤奈邦子(WHO健康危機管理プログラムシニアアドバイザー)、鏡リュウジ(翻訳家・心理占星術研究家)、安藤優子(ジャーナリスト)、キャップ革命 ボトルマン(株式会社タカラトミー)

事業内容

1日 4,000人と言われている、世界でワクチンがないために感染症で命を落とす子どもたち。5 歳未満で亡くなる子どもの約3人に1人はワクチンで予防可能です。
JCV はこの子どもたちの命を救うため開発途上国にワクチンを贈り、子どもたちの未来を守る活動を行う民間の国際支援団体です。支援者の皆さまからお預かりした寄付をワクチンや関連機器に換え、現地の国連児童基金(UNICEF)事務所及び現地政府と連携して毎年支援国の子どもたちに届けています。2022年はミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの 4 カ国に1億1,606万6,601円分の⽀援を実施しました。

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