同総覧は、技術力と事業モデルに優れたバイオ・ヘルスケアスタートアップ企業を多角的な視点から評価し、各社の特長や課題を解説しています。aiwell社はAIを用いた蛋白質解析技術を提供する企業として紹介されており、その事業内容や成果が詳細に紹介されています。
<ご紹介されたポイント>
aiwell社が健康状態の変化を捉えるAIプロテオミクスサービス“ai-PoP”を提供することにより、創薬、疾病疾患の早期発見、生態の健康状態予測、薬の効果効能判断、食品や日用品の開発現場まで、幅広い現場で利用できる、簡便で、迅速、正確な蛋白質解析技術サービスを提供します。
東京工業大学生命理工学院の林宣宏教授が発明したこの技術の強みと、aiwell社の馬渕代表取締役はこのAIプロテオミクスを使えば、身体の状況を的確にモニタリングできるという志や取り組みの背景も紹介されました。
また、海外メガファーマとの希少がんの早期発見、バイオマーカーの探索、国内商社との協業による新しい食品評価/マーケティング手法の開発、再生医療関連メーカーの製品の品質管理の実施など、これまでと今後の取り組みも紹介されました。
<バイオ・ヘルスケアスタートアップ総覧2023-2024>
詳細はこちらです。https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/info/books/231002/
<aiwell株式会社について>
◾️会社名 aiwell株式会社(アイウェルカブシキガイシャ、英文表記:aiwell Inc.)
◾️代表者 代表取締役 馬渕 浩幸
◾️設立 2018年1月23日
◾️所在地 東京都千代田区二番町9−3 THE BASE 麹町
◾️会社HP https://www.aiwelljapan.com
◾️AIプロテオミクス(サービス名称“ai-PoP”)紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=uGXMXDuDV38&t=3s
◾️紹介
東工大発ベンチャー認定企業。2018年、AIプロテオミクスの実用化を進めるための共同研究を東工大と開始。2019年4月には協働研究拠点を東工大の学内に設立。
病気や怪我の自覚症状が出る前、そして重篤化をする前にAIの画像判断による診断支援や遠隔診療支援、創薬支援が可能になる技術として2022年12月に特許を取得。
現在、本技術の利用拡大、社会実装を進めるため、大手製薬会社、大学、各研究機関などと共同開発し、“AIプロテオミクス”の社会実装を進めています。