グラファー、TOPPANグループへ法人向け生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を提供開始

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企業・行政機関における業務のAI変革を手掛ける株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、TOPPANグループが生成AIのビジネス活用を実現する、法人向けAIプラットフォーム「Graffer AI Studio」を導入したことをお知らせします。これにより、TOPPANグループは「Graffer AI Studio」の活用を通じた業務の生産性向上やサービス品質のさらなる向上を目指し、既存のソリュ―ションと組み合わせた新規事業の創造に向けた実証実験をします。

「Graffer AI Studio」サービスサイト:https://graffer-aistudio.jp
「Graffer AI Studio」へのお問い合わせ先:https://graffer-aistudio.jp/contact

導入の背景

TOPPANグループは、1900年の創業以来、「印刷テクノロジー」をベースに社会的価値創造企業を目指して、「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」及び「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動の展開を図ってきました。現在は、120年を越えるその歩みで培った「印刷テクノロジー」をさらに進化させ、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目的として、Digital & Sustainable Transformationでの高収益化と新たな事業の柱の創出に取り組んでいます。そのためには、既存の定常業務にかかる時間を削減し、さらにお客さまの体験価値向上に繋がる新規事業を創出する必要性がありました。また、TOPPANグループと当社は、2020年7月に資本業務提携を締結以来、自治体領域での連携を中心としながら、両社のソリューションを掛け合わせた協業を推進してまいりました。

このような背景から、TOPPANグループは、生成AIの活用を通じた業務の生産性向上やサービス品質のさらなる向上、将来的には既存のソリューションと組み合わせた新たなビジネスの創造を目的として、「Graffer AI Studio」の導入を開始しました。


導入の決め手

導入の決め手には大きく4つのポイントがあげられます。

(1)行政領域の事業で培った高いセキュリティ

当社の提供するデジタル行政プラットフォームである「Graffer Platform」は、160を超える行政機関に導入されており、行政領域で個人情報を扱うサービスを大規模障害なく提供してきた高いセキュリティ水準を有しています。これらの実績を踏まえ、高いレベルのセキュリティの担保が可能だと評価されました。

(2)大企業でも耐えうるガバナンス担保のための仕組み

企業が業務で生成AIを活用するためには、セキュリティ、コンプライアンス、及びデータガバナンスが十分に担保されている必要性があります。企業は、「Graffer AI Studio」の活用を通じて、ChatGPTを始めとするLLMを、AIに学習されない環境で利用可能です。また、従業員の利用履歴の管理や禁止されている使い方の可視化もできます。そのため、大企業でも耐えうるガバナンス担保のための仕組みがあると評価されました。

(3)チャット応答機能に加え、業務に応じたアプリケーション及び機能の開発

企業が生成AIを業務で活用するためには、チャット応答機能だけでなく業務に応じたアプリケーションや機能が必要です。既に「Graffer AI Studio」には、社内データのみを元にした高精度なAI情報検索ができる「ナレッジベース」や、「プロンプトの社内共有機能」などの拡張機能を搭載しており、従業員の活用促進につながる機能を迅速に開発・実装する点が非常に好評でした。

(4)柔軟な料金体系

複数の料金プランにより、利用規模や活用方針に応じた最適なプランの選択が可能です。今後、TOPPANグループ内での利用者を増やしていく場合も見据えると、メリットの高い料金体系が導入の決め手の1つとなりました。

セミナー開催について

当社は、「生成AIを業務で活用したいけれど、具体的に何から始めればいいかわからない。」という悩みを抱えた方を対象に、生成AIの活用方法を分かりやすく解説するセミナーを開催いたします。本セミナーでは、生成AIの基礎から具体的な活用事例までを紹介し、参加者の方々は、日々の業務で生成AIを利活用するための手法やポイントを学ぶことができます。

タイトル:ビジネスで役立つ生成AIの基礎から学ぶ活用セミナー

開催日時:2023年10月19日(木)12:00~13:00

参加費用:無料

開催場所:オンライン(ウェビナー形式)

申し込みURL:https://graffer-aistudio.jp/news/20231002

「Graffer AI Studio」について

「Graffer AI Studio」は生成AIのビジネス活用を実現する、法人向けAIプラットフォームです。160を超える行政機関での導入実績、ISMS認証およびプライバシーマークを有する環境において、生成AIの安全な活用を考えるエンタープライズ企業を支援します。

「Graffer AI Studio」にはチャット応答機能に加えて、社内データのみを元にした高精度なAI情報検索ができる「ナレッジベース」、面倒な処理をAIに丸投げできる「一括処理機能」、「プロンプトの社内共有機能」を搭載しており、法人はこれらの機能を通じて、業務改善や自社の競争力強化につなげることができます。AI活用で生産性の向上を目指す法人を支援するために、活用領域の選定や洗い出し、社内の人材育成を目的とした研修やサポートも提供しています。

URL:https://graffer-aistudio.jp

「ナレッジベース」について

「ナレッジベース」は、生成AIのビジネス活用を実現する、法人向けプラットフォーム「Graffer AI Studio」において、社内データのみを元にした高精度なAI情報検索ができるサービスです。人事・経理部門における社内規定や、情報システム部門関連のよくあるお問い合わせ、顧客対応時の社内のナレッジ検索データベースとして、生成AIを活用することができます。

URL:https://graffer-aistudio.jp/knowledgebase

TOPPANグループについて

事業内容:「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」及び「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開

URL:https://www.holdings.toppan.com/ja/

株式会社グラファーについて

グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、社会が直面する課題の最前線で、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。企業データを生成AIで活用するための統合サービスプラットフォーム「Graffer AI Studio」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国160以上の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。

企業情報

所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5−8

代表者:石井 大地

設立:2017年7月18日

資本金:2,717,756,785円(資本準備金含む)

URL:https://graffer.jp

報道に関するお問い合わせ先:pr@graffer.jp

本リリースの元記事

グラファー、TOPPANグループへ法人向け生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を提供開始
〜チャット応答機能に加え、社内データのみを元にした高精度なAI情報検索ができる「ナレッジベース」も導入〜 企業・行政機関における業務のAI変革を手掛ける株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、TOPPANグループが生成AIのビジネス活用を実現する、法人向けAIプラットフォーム「G...

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