*1 イニシアティブ・パートナーは、本イベントで社会課題にともに向き合い、未来志向で解決に取り組むことに共鳴する企業6社。
「SIAF2024」は、アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの小川秀明共同代表のディレクションのもと、市民に開かれた“創造エンジン”としての芸術祭の実現を目指しています。DNPはこの考えに共感して本イベントに参画し、デジタルチケットの発券や効果的な情報発信などを組み合わせて、運営側・参加者双方の負荷を軽減するシームレスな(途切れのない)会場移動の支援を行います。従来の紙のチケットでは困難だった来場者の動向把握をデジタルチケットによって実現し、混雑の緩和やマーケティングへの活用につなげます。また、各会場への誘導サインを環境に配慮したサステナブルな資材で制作するなど、サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現にも取り組んでいく予定です。
DNPは「SIAF2024」への参画を通じて、シームレスな来場誘導などでイベント運営を強化するとともに、札幌市の文化振興事業の支援につなげていきます。
○会場 : 未来劇場(東1丁目劇場施設)、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場、札幌文化芸術交流センター SCARTS、北海道立近代美術館、モエレ沼公園、札幌芸術の森美術館 他 (未来劇場、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館は有料となります)
○会期 : 2024年1月20日(土)~2月25日(日)(37日間)
※さっぽろ雪まつり大通2丁目会場の会期は2024年2月4日(日)~2月11日(日・祝)
※札幌芸術の森美術館の会期は2023年12月16日(土)~2024年3月3日(日)
○公式WebサイトURL : https://2024.siaf.jp/
【DNPの強みを活かしたシームレスな(途切れのない)会場誘導の取り組み】
○デジタルチケットの導入
2次元コードを利用したデジタルチケットの発券システムを導入します。このシステムによって各有料会場で来場者データを取得し、個人を特定しない匿名の状態に換えてマーケティング情報として分析し、次回の「SIAF」のほか、札幌市が主催するさまざまな事業に活用していく予定です。
○人流データを活用した行動分析
国内の約6千万人がスマートフォン等のアプリの利用を通じて提供する位置情報と、約500万件の場所のデータをマッチングさせて、匿名の状態で来場者の行動を可視化します。こうした“人流ビッグデータ”を用いて、「SIAF」の各会場に向かう来場者を抽出し、各会場までのルート(スタート地点・滞在地・訪問先等)を明らかにすることで、「SIAF」の運営面の課題解決に寄与していきます。この取り組みには、DNPがNear(ニアー)社(本社:米国カリフォルニア州)と協業して展開している「人流データを活用したマーケティングサービス」*2を活用します。
*2 「人流データを活用したマーケティングサービス」について → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/20168911_1567.html
○地図をベースにした情報発信
地図を活用したユーザーインターフェースで地域の魅力を視覚的に伝える「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム」*3を活用します。各会場が発信するSNSの情報等を地図上に表示するなど、来場者に伝わりやすい形でリアルタイムに最新情報の発信を行います。
*3 「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム」について → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10162666_1567.html
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