ブラザー、「メカトロテックジャパン2023(MECT2023)」に出展

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ブラザー工業は、10月18日(水)~21日(土)に、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される⽇本最⼤級の⼯作機械⾒本市である「メカトロテックジャパン2023(MECT2023)」に出展する。ブラザーブースでは、小型の工作機械で最大級の加工エリアを持つWシリーズの新製品「SPEEDIO W1000Xd2」、横形マシニングセンタHシリーズの「SPEEDIO H550Xd1」、多面加工機Uシリーズの新製品「SPEEDIO U500Xd1-5AX」などが展示される。

ブラザーブース(完成イメージ)ブラザーブース(完成イメージ)

MECTは1987年から2年に1度名古屋で開催されており、工作機械の見本市としては国内最大級の規模を誇る。19回目を迎えた今回は、昨年完成したポートメッセなごやの第1展示館を初めて使用して開催され、過去最多となる490を超える企業・団体が出展する予定となっている。

ブラザーブースには、需要が拡大しているEV(電気自動車)関連部品の加工に適した製品を中心に6つのモデルが展示される。今年の4月に発売した「W1000Xd2」は、主軸が30番の工作機械では最大クラスの加工エリアを有するマシニングセンタで、大物部品の多面加工や、複数の部品を並べた同時加工に対応できるモデルとなっている。同じく4月にSPEEDIOシリーズの新たなラインアップとして追加された横形マシニングセンタHシリーズの第一弾モデル「H550Xd1」は、主軸の配置を横向きにすることで、コンパクトな本体サイズを維持しながら広い加工空間を実現している。また、大型の傾斜ロータリーテーブルを搭載することで、多面加工を可能にした「U500Xd1」に同時5軸制御機能*が追加された「U500Xd1-5AX」や、マシニング加工と旋削加工が可能な小型複合加工機Mシリーズの最新モデル「M300Xd1-5AX」も展示される。さらに、「S500Xd1」はSPEEDIO専用のローディングシステム「BV7-870Ad」を取り付けた状態で展示され、生産現場におけるローディングシステムを活用した省人化提案などが行われる予定となっている。

また、ブースの正面には大型のデジタルサイネージが設置され、リアルとCGを融合させた映像コンテンツを活用して、実機では確認することが難しい製品内部の構造を投影するほか、SPEEDIOの高い生産性や環境性能などが紹介される。

ブラザーは、MECT2023を通じて大型部品の加工に対応できるSPEEDIOシリーズの認知を広げ、さらなるビジネス拡大につなげていきたいとしている。

<ブラザー出展情報>

■日時:2023年10月18日(水)~21日(土)

■展示場所:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場) 第1展示館 小間番号1D-24

■展示製品:H550Xd1、W1000Xd2、U500Xd1-5AX、M300Xd1-5AX、F600X1、S500Xd1*²

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*: ロータリーテーブルが前後左右移動のX軸/Y軸、工具が垂直に移動するZ軸とテーブルが回転するA軸/C軸の5軸が同時に稼働し、切削できる機能

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