NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)はリスクが高い革新的な技術の開発や実証を行い、成果の社会実装を促進することで社会課題の解決を目指す国立研究開発法人です。
世界中での省エネルギー・エネルギー転換の加速等の背景を受け、NEDOは日本のエネルギー関連産業の国内外への展開と、国内外のエネルギー転換・低炭素化・脱炭素化を支援する海外実証事業を実施しています。
また、社会課題を解決し得る革新的な技術を開発するディープテック・スタートアップの支援も行っています。
本説明会では、これら企業の海外展開を支援する海外実証事業について概要を説明致します。
自社の持つエネルギー関連技術、低炭素技術・システムについて、ベトナムを含む海外環境での実証を通じてその有効性を検証し、技術の普及を目指す現地含む日系企業が主な対象となります。ぜひ本説明会へご参加いただき、NEDO事業の活用をご検討ください。
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説明会概要
会期:2023年10月12日(木)15:00-16:30(日本時間)13:00-14:30(ベトナム時間)
実施時間:1時間30分
会場:オンライン(ZOOM)
言語:日本語
視聴方法:参加者には、視聴用のURLをメールでお送りします
主催:NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構) Bangkok Representative office
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講演内容
■第1部:NEDOの海外実証事業の紹介
第1部ではNEDOの実施する実証等を通じた支援スキームについてご紹介いたします。
・脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業
・二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業/低炭素技術による市場創出促進事業
・ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業
■第2部:NEDOを活用した企業の事例
第2部ではエネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証に採択され、2022年より実証フェーズを実施しております裕幸計装株式会社より事業紹介を行います。
・地域のバイオマスを利用した省エネ型エビ養殖システム高度化実証研究(ベトナム)
■第3部:Q&Aセッション
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事業紹介
本説明会の第1部で紹介する3つの事業の基本情報は以下の通りです。
①脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業
【概要】
S+3E(安全性、環境適合+脱炭素化、経済性、安定供給)の実現に資する日本の先進的技術の海外実証を通じて、実証技術の普及に結び付けます。さらに、制度的に先行している海外のエネルギー市場での実証を通じて、日本への成果の還元を目指します。これらの取組を通じて、日本のエネルギー関連産業の国内外への展開、国内外のエネルギー転換・脱炭素化、日本のエネルギーセキュリティに貢献することを目的としています。
【実施形態】
〔1〕実証要件適合性等調査
期間:1年以内
予算規模:委託(原則総額2000万円以内)
〔2〕実証前調査
期間:原則1年以内(半年延長可)
予算規模:助成(原則総額4000万円以内(補助率:大企業1/2、中小・ベンチャー企業2/3))
〔3〕実証研究
期間:原則3年以内
予算規模:助成(原則総額40億円以内(補助率:大企業1/2、中小・ベンチャー企業2/3))
〔4〕フォローアップ
期間:原則1年
予算規模:助成(原則総額2000万円以内(補助率:大企業1/2、中小・ベンチャー企業2/3))
②二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業/低炭素技術による市場創出促進事業
【概要】
我が国の優れた低炭素技術・システムを海外で実証し、JCMを活用して、当該技術・システムによる温室効果ガス排出削減・吸収量を定量化します。また、相手国の政策連携/制度整備も併せて実施し、実証技術・システムの普及拡大を図り、パリ協定の目標達成に貢献します。
【実施形態】
〔1〕実証前調査
期間:原則1年以内
予算規模:委託(原則5000万円以内)
〔2〕実証事業
期間:原則3年以内(開発・設置1年、実証運転2年、モニタリング1年以上)
予算規模:委託(原則10億円以内)
〔3〕定量化フォローアップ事業
期間:原則2年以内
予算規模:委託(原則2000 万円以内)
【対象国】
JCMパートナー国:JCMパートナー国一覧(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page1w_000122.html#section2
③ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業
【概要】
技術の確立から社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」が対象の助成事業です。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的な視野で実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。本事業は、助成率や助成金の額が異なる3つのフェーズから構成されます。なお、ステージゲート審査を経て次のフェーズに移行することも可能とします。また、各フェーズの事業の中で、海外における技術実証等の経費を計上することができます。
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お問合せ先
ONE-VALUE株式会社 NEDO説明会担当
contact@onevalue.jp
※本説明会は、Vietbizの運営会社であるONE-VALUE(株)がNEDOより正式な委託を受け開催するものです。