「家族サービス」と聞いてどのような印象をお持ちでしょうか。時代遅れなイメージも強い言葉ですが、数か月前にX(旧Twitter)でトレンド入りしていたときには好意的な意味合いで取り上げられていたこともあり、この度「家族サービス」にまつわるアンケート調査を実施しました。その内容を元に、漫画家おぐらなおみさんと子育て中のKIDSNAアンバサダー2名をお呼びして「家族サービス」にまつわる座談会を開催しました。アンケートと座談会から見えてきた、現代の家族が抱える課題と希望とは。
-
家族サービスという言葉に違和感
Q:「家族サービス」と聞いてどのようなイメージをお持ちですか?
家族サービスのイメージは76.3%が「パートナー、子どものためにお出かけや企画・行動する」という結果になりました。次いで、「パートナーを労い、ゆっくりしてもらう時間を作るために家事を担当する」という割合は11.3%となっています。「その他」の回答には、そもそもの言葉としての定義を問う声が寄せられました。
・久々に聞いた時代遅れの言葉。当たり前のことすぎて、その言葉自体聞きたくもない。(既婚/子あり/30代後半)
・家族サービスは普段、家のことをせず仕事している旦那さんが家族の為に時間を使って遊びに行ったり、家族と一緒に過ごすイメージ。現在は共働き夫婦が多いので「家族サービス」という言葉を聞くと男尊女卑なネガティブな言葉に聞こえます。本来は当たり前の事で、「サービス」という言葉は使うべきではないと思います。(既婚/子あり/30代後半)
・家族サービスという言葉に違和感があります。なぜサービスをする関係なのでしょうか?結婚するということはお互いに支え合って生きていくことだと思うのですが、特別サービスという言葉を使用する必要があるのでしょうか。(既婚/子なし/30代前半)
-
家族サービス=パパ/夫がやるイメージはまだまだ多い
Q:家族サービスと聞くとどんなイメージがありますか?
家族サービスはどちらがやるものなのか、決まりはないのですがイメージとして「パパ/夫がやる」が約半分、「どちらもやる」が微減となりました。
選択した理由についても聞いてみました。
■どちらもやるイメージを選択した方
・共働きが増えてるのもあって、どちらかがどうってないかなと思います。(既婚/子あり/20代後半)
・家事は2人でやるのが当たり前だと思っているので、家族サービスも同じく2人でやるものだと思う。(既婚/子あり/20代後半)
■ママ/妻がやるイメージを選択した方の意見
・妻が夫を癒すイメージ。(既婚/子あり/20代後半)
■パパ/夫がやるイメージを選択した方の意見
・飲み会の席などで「明日は家族サービスの日だからさ〜」といい父親ぶる同僚や先輩方をたくさん見たので言いたいだけで言ってるイメージはある。実際にやってるのかは知りたい。(既婚/子あり/30代前半)
・旦那さんは好きなことを好きな時にしているが妻は自分の時間がない。好きなことをしている側がするべきことだと思う(既婚/子あり/30代前半)
-
座談会 企画概要
「家族サービス」をきっかけに現代の家族が抱える課題と希望、夫婦のコミュニケーション、理想の家族について漫画家のおぐらなおみさん、KIDSNAアンバサダーの現役子育てママ2名と座談会を開催し、その内容を記事化しています。
■記事
1本目:「家族サービス」は死語?夫婦が家庭を円満に運営するには
2本目:そのサプライズは無意味かも?「この人と結婚してよかった」と思われる夫の行動とは
3本目:「自分の家族が好きじゃなくても」結婚や家族をあきらめなかった理由
————————————————–
【調査概要】
調査対象者:KIDSNAアンバサダー
調査期間:2023年7月1日〜31日
調査方法:インターネット調査
回答件数:250件
————————————————–
本調査データの活用や共同調査企画などさまざまなお取り組みが可能ですので、ご興味のある方はご相談くださいませ。
ml-pr@nextbeat.net
KIDSNAアンバサダーを活用したマーケティング支援、プロモーションのお問い合わせは
下記へご連絡お願い致します。
ml-media-sales@nextbeat.net
■「KIDSNA STYLE」について
~育てるを考える子育て情報メディア~
教育・健康・性教育・LGBT・教養・法律などこれからの時代、子育てにおいても避けて通れないテーマを配信するwebメディア。専門家の意見や世界の事例を紹介しながら、子育て世帯に新たな気づきや価値の提供をします。
■株式会社ネクストビートについて
「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。
※「ネクストビート」、「KIDSNA STYLE」の名称は、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。
以上