において、株式会社 ZITTO(以下「ZITTO」といいます)が第三者割当増資の引受を決議し、ZITTO を連結子会社化す
ることといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
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第三者割当増資引受の理由および目的
当社グループは、マーケティングとセールスを通じた集客・販売に関わるあらゆる業務をワンストップで提供しております。その中の一つであるデジタルマーケティングの領域は、当社グループとしてまだまだ成長の余地があると考え、当社グループの保有する豊富な営業リソースと自社ASPを活用した多彩な広告展開を実現し競争優位性を確立し事業を展開しているものの、事業成長率に課題を感じておりました。
また、当社グループは、2020年8月に新経営体制へ移行し、以降事業整理・買収による赤字体質からの脱却を実現し、その後更なる経営基盤の強化へ投資を行ってきた結果、2023年3月期は統合後最高益を記録しました。
しかしながら、当社グループの事業環境を取り巻くリスクの中で、当社グループのビジネスモデルにおいては、外的要因による影響が発生し得ると認識していることから、リスクヘッジは継続的に実施しているものの、より外的要因に左右されづらい強固な経営基盤の構築を行うべく、今期よりフロー収益ベースの収益構造からストック収益ベースへの収益構造転換を目指しております。
一方、ZITTOは、電子書籍ストア事業や新作映画やドラマ等のオンラインレンタル事業などのデジタルコンテンツを主としたサブスク型の自社プロダクトを、主にアフィリエイトマーケティングを活用し、ストック収益ベースのビジネスモデルとして展開してきたことで、直近の事業年度においては、売上高約8.2億円、営業利益約1.9億円(営業利益率約23.0%)、EBITDA約3.0億を計上しております。
そのような状況の中、当社グループが今後、デジタルマーケティングの領域において、ZITTOが持つアフィリエイトマーケティングのノウハウを活用することで、当社グループが企業向けに提供するデジタルマーケティングの非連続な事業成長を実現させるとともに、当社グループの持つその他のアセットやノウハウを組み合わせることでシナジー効果も享受できる見込みであることに加え、当社グループにおけるフロー収益ベースの収益構造からストック収益ベースへの収益構造転換が加速する見込みであることから、ZITTOの第三者割当増資を引き受け、当社の連結子会社とすることにいたしました。
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ZITTO の概要と企業理念
※EBITDAは、営業利益+減価償却費+のれん償却費にて簡便的に算出
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連結子会社化の概要
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今後の見通し
本件が当社の2024年3月期連結業績に与える影響は現在精査中ですが、開示すべき事項が発生した場合は、速やかに開示いたします。なお、中長期的には当社の企業価値向上に貢献するものと考えております。
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関連リンク
当社子会社における株式会社 ZITTO の第三者割当増資の引受(連結子会社化) に関するお知らせ
https://pdf.irpocket.com/C7111/cEro/wDOt/pMEF.pdf
当社子会社における株式会社ZITTOの第三者割当増資の引受(連結子会社化)に関するお知らせ(補足資料)