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税理士にとって悩む場面の多い「土地」「建物」「債権・債務」などの評価。財産評価基本通達だけではわからない特殊な「時価」の算出方法ついては、難解な判決・裁決例を読み込まなければいけません。
本書は、判決・裁決例の要点をふまえて、経験豊富な著者が具体的な事例にもとづいてQ&A形式で解説する、まさに相続実務に直結する一冊です。
【本書の特長】
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特殊な財産の「時価」の算出方法について、50問のQ&Aのほか、参考となるコラムも掲載！
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過去に争われた判決や裁決例から「時価」の算出に関する部分を根拠として抽出し、簡潔に提示。難解な判決・裁決例を読み込まなくても、要点がつかめる！
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相続実務の経験豊富な著者が、税理士が「時価」を算出する際のアプローチの仕方・考え方について、実例にもとづいて解説！
【目次】
Ⅰ 総論―各税目における時価の概説―
総論 会社法／企業会計／法人税法／所得税法／相続税法
Ⅱ Ｑ＆Ａ
１ 土地
Ｑ１ 貸宅地の評価
Ｑ２ 借地権の評価の考え方（鑑定評価）
Ｑ３ 地積規模の大きな宅地の評価（税務）
Ｑ４ 地積規模の大きな宅地に該当しない場合の評価（面積要件不適合）
Ｑ５ 地積規模の大きな宅地に該当しない場合の評価（中小工場地区に存する住宅開発用地）
Ｑ６ マンション敷地内にある道路沿いの私道の評価（歩道状空地）
Ｑ７ 歩道状空地の用に供されている宅地の評価（最高裁判決）
Ｑ８ 土壌汚染された土地の評価（１）
Ｑ９ 土壌汚染された土地の評価（２）
Ｑ10 地下埋設物がある土地の評価
Ｑ11 利用価値の著しく低い土地の評価
Ｑ12 いわゆる「羊羹切り」が可能な宅地の評価
Ｑ13 セットバックが必要な宅地の評価
Ｑ14 無道路地の評価
Ｑ15 建築基準法上の建物敷地と道路
Ｑ16 道路の確認方法
Ｑ17 赤道・青道の評価
Ｑ18 都市計画道路予定地の調べ方
Ｑ19 都市計画道路予定地の区域内にある宅地の評価
Ｑ20 位置指定道路の評価
Ｑ21 船場建築線
Ｑ22 船場建築線の鑑定評価上の取扱い
Ｑ23 雑種地の評価
Ｑ24 ゴルフ場の評価方法
Ｑ25 農地の評価方法
Ｑ26 山林の評価方法
２ 建物
Ｑ27 増改築した家屋の評価
Ｑ28 豪邸の評価
Ｑ29 周辺地域と不適合な建物の評価
Ｑ30 古家の評価
Ｑ31 相続開始時に空室があった賃貸用不動産の評価
Ｑ32 収益性の低い賃貸用不動産の評価
Ｑ33 建物にアスベスト・PCB等の有害物質が存する不動産の評価
Ｑ34 アスファルト舗装の評価
３ 債権・債務
Ｑ35 貸付金債権の評価
Ｑ36 同族会社に対する貸付金の評価
Ｑ37 DES（債権の資本化）の留意事項
Ｑ38 第二次相続における代償債権の評価
Ｑ39 賃貸不動産の預かり敷金の評価
Ｑ40 ディスカウント債の評価
Ｑ41 デリバティブ取引に係る債権・債務の評価
４ その他
Ｑ42 総則６項が適用される場合
Ｑ43 車両の評価方法
Ｑ44 機械及び装置の評価方法
Ｑ45 家庭用財産の評価
Ｑ46 売買実例価額が存在しない船舶の評価
Ｑ47 果樹等の評価
Ｑ48 ゴルフ会員権の評価
Ｑ49 リゾート会員権の評価
Ｑ50 非上場株式を法人に譲渡するときの価額
【商品概要】
『こんな評価方法、知らなかった！
実例と判決・裁決の重要エッセンスからつかむ税理士のための「時価」の算出方法Q&A』
上西左大信［編著］ ／ 佐藤善恵・竹内春美・中村光伸［著］
・定価：4,400円(本体：4,000円＋税10%）
・頁数：304頁
・版型：A5判
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発売元：第一法規株式会社
