農福連携(農業×福祉)で豊かな食の未来を目指す株式会社AGRIKO(本社:東京都世田谷区、代表取締役:小林涼子)は、心を満たす食生活に寄り添うレストラン、パティスリー、デリ、食品を取り扱うショップ「gicca 池田山」の屋上に、2拠点目となる「AGRIKO FARM 白金」を、2023年9月5日(火)に開園しました。
「AGRIKO FARM 白金」は、屋上で収穫された野菜や魚をビル内のレストランで提供する「ビル産ビル消」を提案する都市における循環型の屋上ファームです。環境にやさしい農業として注目される水耕栽培と養殖のシステムを合わせ持つ「アクアポニックス」農法を採用し、野菜やハーブ、エディブルフラワーをはじめ、イズミダイやホンモロコなどの魚を太陽の下で育てています。これまで使用されていなかったビルの屋上をファームとして活用することで、断熱効果や CO2 排出量の削減を推進することができると言われており、 食材輸送の環境負荷を示す「フードマイレージ」も低減します。
私たちの生活に大切な「食」を支える農業は、高齢化や農業人口の減少、気候変動など様々な課題が蓄積しています。農業を継続するためには、人と人の輪をつなぐことが重要だと考えています。社名である「AGRIKO」には、アグリカルチャーを受継ぐ子どもという思いが込められています。AGRIKOでは、人にも環境にも負荷の少ないバリアフリーな農業を提案し、企業や飲食店、Gifted(障がい者)や地域の子育て世代のお母さんなど、様々な立場の人が協力することで都市農業の可能性を広げ、美味しいものが食べ続けられる未来を作ることを目指しています。
まるで小さな地球 竹害対策用「アクアポニックス」
魚の食べたエサの残りや排泄物は、バクテリアが分解すると植物の栄養になります。そして、植物が栄養を吸収することで水が浄化されキレイな水が水槽に戻ります。アクアポニックスは野菜と魚どちらも同時に育てられることが魅力ですが、魚が多すぎると水が汚れてしまったり、季節や環境の変化などバランスを見ながら育てることが大切です。魚、バクテリア、野菜、それぞれが元気に過ごせる共生環境を作り出す、小さな地球のようなシステムと言えます。 野菜は農薬・化学肥料ともに不使用で、魚も抗生物質などを使用せず、自然環境にやさしい形で育てています。また、循環に必要な栽培設備には、竹害に悩む地域から竹を譲り受けて活用しています。
屋上で育てた野菜や魚は、ビル2階のレストランのメニューとして提供
屋上で育てた野菜や魚は、2階にあるレストラン「gicca」にてメニューの一部として提供いたします。朝収穫されたばかりの瑞々しく柔らかい野菜やハーブがそのままテーブルに並ぶ “ FARM to TABLE”を体験ください。
AGRIKOファームのジェノベーゼ -ハーブとマリーゴールド添え-
¥1,800
※レストランでの提供
AGRIKO FARMのハーブ、バジル、マリーゴールドを使用
提供期間|10月1日(日)迄
巨峰とセージのミルフィユ -カシスアイスクリーム添え-
¥1,200 ※レストランでの提供
¥840 ※テイクアウト(アイスクリーム無し)
AGRIKO FARMのセージを使用
提供期間|10月5日(木)迄
ハーバルグラニテ -レモンバーベナ香るトニック-
¥880
※レストランでの提供、テイクアウト
AGRIKO FARMのレモンバーベナを使用
提供期間|10月1日(日)迄
※全て税込価格
※2階レストランにてお召し上がりいただけます。
※1階ショップでは、「巨峰とセージのミルフィユ」「ハーバルグラニテ」のテイクアウトが可能です。
gicca 池田山|https://gicca.jp/
「池田山からはじまる、心やすらぐ食体験」をテーマにレストラン、パティスリー、デリ、食品を取り扱うショップ。新鮮な食材、旬のものでていねいに仕上げる料理に、新しい発見というアクセントを添えて、忙しい日々の中でも、おいしい料理を口にしてほっとできる瞬間があればこころとからだが潤う、前向きな気持ちになれる、そんなあなたのほっとできる場所になればと考えています。
■店名:gicca 池田山
■住所:東京都品川区東五反田5丁目1−1 OURA BLDG
■電話番号:03-6450-4830
■営業時間:
1F Cake / Deri / Shop |Open 10:30– 21:00
2F Restaurant |11:30 – 22:00(L.O 21:00)
■定休日:月曜日
AGRIKO|https://www.agriko.net
株式会社AGRIKOは、水耕栽培と養殖のシステムを合わせ持ち、環境にやさしい農業として世界で注目されている「アクアポニックス栽培」を活用し、循環型農福連携ファーム「AGRIKO FARM」を運営。
ビルの屋上などで農園の企画・運営・貸出を行い、企業とGifted(障がい者)の方をマッチング。企業の障がい者雇用を支援することで、継続可能な農福連携サービスを提供しています。「アクアポニックス」農法と、農福連携(農業×福祉) 、さらにAGRIKO独自の取り組みを合わせるとSDGs17項目全てと親和性があります。
●AGRIKO FARM 2拠点共に「ビル産ビル消」を実現
・AGRIKO FARM 桜新町|2022年4月 「OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町」屋上に開園
・AGRIKO FARM 白金 |2023年7月 「gicca 池田山」屋上に開園
●受賞歴
・環境省が主催する「第10回グッドライフアワード」にて、実行委員会特別賞「SDGsビジネス賞」を受賞
・「Advertising Week Asia 2023」にて、次世代のロールモデルとして活躍する女性10名の1人に選出
●障がい者雇用を検討する企業様・就労支援に携わる皆様のお問合せ info@agriko.net
農福連携(農業✕福祉)
農福連携とは、障がい者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。農福連携に取り組むことで、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。
AGRIKO代表の小林涼子は、「農福連携技術支援者(農林水産省認定)」を取得し、農福連携の取組みを進めています。
小林涼子(代表/俳優)プロフィール
《プロフィール》
1989年11月8日 東京都出身。昼ドラ「砂時計」「魔王」ででヒロインを演じ注目を集める。直近の主な出演作品は、映画「わたしの幸せな結婚」、4月期TBS火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」7月期テレビ朝日系木曜21時「ハヤブサ消防団」に出演。8クール連続ドラマに出演で話題を集める。様々な経験を生かしJ-WAVEラジオナビゲーターとしても活躍。俳優業の傍ら、 2014年より農業に携わる。家族の体調不良をきっかけに株式会社AGRIKOを設立。農林水産省「農福連携技術支援者」を取得し、自然環境と人に優しい循環型農福連携ファーム「AGRIKO FARM」を開設。
Instagram: https://www.instagram.com/ryoko_kobayashi_ryoko/
Twitter : https://twitter.com/kobayashi_ryoko