■コーオプ教育 (Cooperative Education) とは
大学と企業が連携し、学生の実践力を養成する教育プログラムです。
1906年に米国シンシナティ大学工学部で「学内の授業プログラムと学外の就労体験型学修プログラムを交互に受けるカリキュラム」が開発されて以降、米国、カナダ、欧州で盛んに取り入れられています。学生は、一定期間企業で働くことで就業体験と労働賃金、大学の単位を修得するとともに、実践力や総合的な社会人基礎力を身につけることができます。
■実施概要
<工学部>
全学科の学生が約2ヵ月間にわたり、各連携企業で就業経験します。
コーオプ実習を効果的に実施するため、2ヵ月間のギャップイヤー(クォーター制・第1~4期)を導入。各学科が2つのグループに分かれて交代でコーオプ実習を行います。実習前の「顔合わせ・情報交換会」では、各企業と学生が事前に顔合わせをすることで、実習に向けた不安を解消し安心して実習に臨めるように配慮いたします。また、実習後に行う「成果発表会」では、学生の学びを企業側へフィードバックを実施します。
<コンピュータサイエンス学部、メディア学部、応用生物学部>
約3週間にわたり、各企業でコーオプ実習に取り組みます。
3学部で行うコーオプ教育プログラムは選択科目(1単位)であり、事前教育(4コマ)、約3週間の実習、事後教育(2コマ)を行います。工学部同様に、コーオプ実習前の「顔合わせ・情報交換会」では、企業と学生が事前に顔合わせをすることで、実習に向けた不安を解消し、安心して実習に臨めるよう配慮いたします。
■コーオプとインターンシップの違い
コーオプ教育は新しい実学的な教育プログラムです。
大学等における一般的なインターンシップは「学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度」であり、その形態は①正規の授業科目とする場合、②課外活動など大学における活動の一環とする場合、③学生が個人的に参加する場合に分かれます。
日本においては昨今、若者の離職率の増加や職業定着率の低下などが見受けられ、学生の主体的な職業選択や高い職業意識の育成が、重要な課題となっています。
コーオプ教育は、通常のインターンシップと比べて就業期間が長期間であり、就業経験の前後に体系化された事前・事後教育を実施することができます。これらに加え、学生に対して企業の一員として賃金が支払われることが大きな違いです。コーオプ教育プログラムを通じて、学生は働くことの価値観を見出し、協働で作業する能力や責任ある主体的な行動力を習得することが可能となります。
<東京工科大学について> https://www.teu.ac.jp/
東京工科大学は、1986 年に「豊かな教養と高度の学術を教授、研究し、もって社会の繁栄に貢献できる豊かな人間性と創造的知性を備えた実践的指導的技術者の育成」を建学の理念として開学。開学以来、建学理念のもと「実学主義教育」を基軸とした実践的な知識や技術の教育を通して、社会や技術の変化に柔軟に対応できる“力(ちから)”を教授し、社会に貢献する人材を輩出しています。
<AWESOME SEについて> https://www.awesomese.co.jp/
AWESOME SEは、2022年8月設立のITベンチャー企業。ITの裾野を広げることで日本のIT人材不足を解消し、イノベーティブなサービスを創出します。SES事業、受託開発を柱とし、「働くってサイコー!な社会」の実現に向けて自社開発・教育事業・海外支社設立など、幅広く新事業を展開をします。