(本資料は、2022年7月19日に富士通オーストラリアが発行したプレスリリースの抄訳です)
富士通オーストラリアは、ニューサウスウェールズ州の森林火災などの消防活動を担う地方消防局と、大規模な山火事などの広域火災に対応した新たな消防緊急対応システムの構築および運用保守に関する5年契約(6,000万豪ドル)を締結し、2022年1月よりシステムの構築を開始、今後、2023年初頭までに消防車両へのモバイル端末の設置を完了させる予定です。
富士通オーストラリアは、ニューサウスウェールズ州の森林火災などの消防活動を担う地方消防局と、大規模な山火事などの広域火災に対応した新たな消防緊急対応システムの構築および運用保守に関する5年契約(6,000万豪ドル)を締結し、2022年1月よりシステムの構築を開始、今後、2023年初頭までに消防車両へのモバイル端末の設置を完了させる予定です。
本システムは、同消防局の約5,000台の消防車両に設置するモバイル端末に、同消防局が管理する衛星画像、地形画像、気象情報などを消防士に迅速に提供することで、災害現場において円滑に消防活動を行えるよう支援するものです。米国のソフトウェア会社Adashi Systemsが、Amazon Web Services(AWS)上で提供するサービスを利用して画像や情報の共有を行います。
富士通オーストラリアは、2020年に同局に、災害発生時の被害状況に応じて管轄する消防署の割り当てを行うシステムComputer Aided Dispatchを提供しており、本システムと連携させることで、災害現場に合致する衛星画像や地形画像などを迅速にモバイル端末に提供することを可能にします。
なお、本システム構築は、2019年から2020年にかけてオーストラリア各地で発生した森林火災のための同州の助成金(1億9,200万豪ドル)対象のプロジェクトとなります。
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