コロナ禍を越え、宿泊業界はこれまでの「ADR」「稼働率」を中心とした売上重視の事業戦略だけでは立ち行かなくなってきました。今後は「建物・客室設備」「マーケティング」「デザイン」「接遇」も含めた総合的な要素での経営戦略が必要です。JR西日本ヴィアインはいち早くそれに気づき、改革を進めてきました。
「建物・客室設備」管理において、数多くのシステムの中からHoteKanがホテルチェーンでの管理には最適と判断、選択頂きました。
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JR西日本ヴィアインについて
JR西日本ヴィアインホテルズは、株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネットが展開するホテルチェーン。お客様に安心して宿泊いただける「いつもの宿」であるために、自宅に帰ったような安心感と機能的なお部屋、もう一度会いたくなるいつもの笑顔とサービスを提供しています。
1996年3月、下関から始まり、JR西日本の駅周辺からホテルを開発。2009年には首都圏に進出。現在24棟を運営。2023年9月には北海道にも進出予定です。
自社開発の「オリジナルインバス」や「オリジナルルームウェア」など自宅のくつろぎを約束するアメニティは通販でも売り切れ続出の人気商品となっています。
更に、アイランド型テーブルなどビジネスのお客様のニーズを基に開発された「ヴィアインシングル」「ヴィアインダブル」は一度ご利用されるとリピートされる方が数多くいらっしゃいます。
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どういったシーンで利用されるのか?
これまでは清掃スタッフから修繕すべき内容をフロントが報告を受け、支配人もしくはマネージャーが社内ネットワークの中にあるExcelファイルの修繕簿に記録・報告。その後、チャットアプリで別途連絡を行い、修繕簿の確認を本社の管理者に改めてお願いする形を取っていました。
社内ネットワークのファイル同期の問題で、誰かがファイルを開いていたりすると、上手く反映されず、結果ホテルによっては、修繕簿は入力せずにチャットのみ報告する等、運用が人によってバラバラになっていました。
HoteKanを導入してからは、破損個所を写真で撮影して、その場で報告・共有が行えます。
本社のファシリティ管理部門のスタッフもアプリで通知が届き、「いつでも」「どこでも」「簡単に」内容を確認できます。出張の移動中でも確認ができるため、タイムロスなく指示を出す事ができます。
詳しい利用事例はこちら
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導入によって、どういった効果が期待されるのか?
1つ目が、「対応スピード」が格段に上がった事です。
HoteKan設備がネイティブアプリで利用できる為、「手軽」に使えるようになりました。本社での打ち合わせや、各ホテルに出向いて業者さんとの定例会議をする際も、スマホ片手にHoteKanを見ながら「未解決」「解決済」と整理された修繕インシデントを確認しながら行えるので、抜け漏れも減り、事前に書類を揃える時間も要らなくなりました。
2つ目が、「修繕データの見える化」です。
複数施設を跨いで、過去の修繕データを確認できるため、
「故障しやすい設備は何か?」
「チェーン全体で年間どれくらい故障が発生しているか?」
「どれくらいの修繕期間(売止期間)がかかっているか?」
「ホテル別に現在設備不良によって売止になっている客室数はいくつあるか?」
など数字として明確になりました。
HoteKanを導入したことで会社全体の事業計画の中に、新しくKPIとして「設備不良による売止客室率」が設定されました。「設備不良による売止客室率 ≦ 1%」というKPIが立てられ、ホテル別の設備不良による売止客室率が日々管理されています。
今後は「修繕コスト」「売止期間」もKPIとして追加され、事業計画の一つとして重要な指標になっていくと思います。
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アプリの概要
アプリ名:HoteKan設備
価格 :33,000円/月(HoteKan設備)
URL :https://hotekan.com
動作環境: iOS/Android/WEBブラウザ
※一部ご利用いただけないOSのバージョンや、機種によって正常に動作しない場合がございます。
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株式会社リウシスについて
企業名 :株式会社リウシス
代表者 :苅谷治輝(代表取締役)
本社所在地:愛知県名古屋市熱田区川並町4番7号Rビル304
設立 :2015年6月22日
事業内容 :ホテル、工場、オフィスビル、販売店、学校、商業施設、レジャー施設などの管理業務、清掃管理、設備機器の保守・運転、設備点検整備
URL : https://rivusis.com