■オンラインメディカルコミュニティDOCEO(ドケオ)とは
患者の悩みと医師のスペシャリティを繋ぐ新しいオンラインサービスです。
DOCEOの中には医師のスペシャリティ(研究・臨床分野)ごとに開設されたROOMが存在しており、ユーザーは当ROOMを通して出会った医師に対してアクションを取ることが可能です。またROOMはオンライン患者会の役割も担っており、ユーザーの増加とともにROOMの中で出会った同じ悩みを持つ人たちと情報交換をすることも可能になります。(*全て匿名で利用可能です)
それらのROOMの中では、ROOM担当医師へのQ&AやROOMに所属するユーザーとのリアルな情報交換が可能です。今後はROOMから各種メディカルサービスとの連携を予定しており、ユーザーの皆さまがROOMより出会うことができた医師に対して具体的な行動に移すことが可能になります。
誰もが自分の悩みに当てはまるROOMを選ぶだけで、それに優れた医師と出会い、同じ悩みを持つ人との緩いつながりを持てる、そのような空間を目指しています。
*現在アプリ内では診療行為は一切行なっていません。医師の回答は医学的助言の範囲であり、投稿者の個別的な状態を踏まえた診断など具体的判断は行っていません。急を要するお悩みや診断を求める場合は必ずお近くのクリニックを受診するようお願い致します。
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メッセージ
コロナウイルスのパンデミックを経て、医学情報に対する世の中の関心は高まり、オンライン診療にも注目が集まりました。日常医療へのサポートは充実し、家にいるだけで薬を受け取れたり、病院にいかずとも自宅や勤務先でも診察を受けられるようになりました。
ですが、専門的な診療を必要としている方々にとっては、専門の医師がどこに在籍しているか、どのような治療法があるのか、今の最新の研究ではどのような報告が上がったのかなど、それらについて十分な情報を得ているかというと困難な場合も多く存在します。私たちはそんな病いと闘う人々がより良い解決策(専門の医師や選択肢)に辿り着くことを簡単にし、さらには同じ悩みを持つ人との緩いつながりから少しの心の支えを提供し、様々な疾患において「どこにいても誰もがより良い解決策を求めて行動できる世界」を作ることを目標にしています。
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東京慈恵会医科大学 上部消化管外科
慈恵医大上部消化管外科は食道アカラシア、食道裂孔ヘルニアや逆流性食道炎において手術件数は国内トップクラスであり、一度は手術困難と言われた患者さんも全国より慈恵医大に多く紹介されています。日本では腹腔鏡手術がまだほとんど行われていなかった1994年にいち早く腹腔鏡手術を導入し、これまでに数多くの手術を行っています。また、海外では一般診療である高度肥満症における外科治療にも力を入れています。国内では唯一内視鏡医学講座が大学に存在しており、内視鏡技術については業界でもとても有名で、そのような医師たちが連携のもと行う減量手術においては、内視鏡的スリーブ状胃形成術という術式を日本で初めて成功させました。
私たちが取り扱う疾患は、患者さまの生活習慣まで気を配らないと治療成果を上げられないものもあります。ですが、現実診察時間は限られており、また患者さまが途中で治療を断念されてしまうケースも多いです。そのため私たちはDOCEOを通じて院外の患者さまとの緩い繋がりを継続的に持ちつつ、専門診療においてDOCEOのROOMを積極的に活用していきたいと考えています。今後医療は院内だけではなく患者さまの日常にまで介入していくことがとても重要です。私たちのそのような活動を通じて、情報を取得することが難しい専門領域の疾患でお悩みの患者さまのためにもお役に立ちたいと考えています。
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開設するROOMテーマ/担当医師情報
■食道運動障害ROOM(食道アカラシア・食道裂孔ヘルニア・逆流性食道炎)
・医師/消化器外科 矢野 文章
東京慈恵会医科大学 上部消化管外科 / 教授
専門:食道アカラシア、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎
・医師/消化器外科 増田隆洋
東京慈恵会医科大学 上部消化管外科 / 助教
専門:食道運動障害、食道裂孔ヘルニア修復術、食道アカラシア
■減量手術・肥満治療 ROOM
・医師/消化器外科 宇野 耕平
東京慈恵会医科大学 上部消化管外科 / 助教
専門:肥満症治療全般及び高度肥満症に対する外科治療、上部消化管疾患
*今後ROOMが追加された場合は、アプリからお知らせします。