眼科のDXを支援する株式会社Contact、シードラウンドの資金調達を発表

眼科のDXを支援する株式会社Contactは（本社 : 長野県北佐久郡軽井沢町、代表取締役社長：依田龍之介）は、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、個人投資家を引受け先とする第三者増資割り当て、上田信用金庫、日本政策金融公庫からの借り入れを実施し、資金調達を完了したことをお知らせします。
調達した資金は、システム開発および営業体制の強化、新規事業開発に充て、眼科の経営課題解決を推進して参ります。

■資金調達の目的

眼科は診療に検査機器が必須であることから、在宅医療がほとんど実施されてきませんでした。しかし、昨今眼科検査機器のモバイル化が進み, 眼科でも在宅医療/オンライン診療が可能になってきています。一方で、事例が少ないことから、エビデンスの更なる構築が必要となっています。当社は、眼科メディカルスタッフがモバイル検査機器を用い、眼科疾患の早期発見等を目的として眼科在宅医療/眼科オンライン診療(D to P with N/CO)(*1)の普及を目指しております。

調達した資金は、システム開発および営業体制の強化、新規事業開発にに加え、エビデンスファーストを徹底するための実証等に充てて参ります。

■『Contactキャリア』とは
「Contactキャリア」は、眼科メディカルスタッフ(視能訓練士, 看護師等)に特化した人材プラットフォームです。

Contactキャリア：https://contact.ne.jp/

■「Contact メディア」とは
「Contact メディア」は、累計100,000PVを突破した眼科メディカルスタッフ(視能訓練士, 看護師, 医療事務, 眼科医等)に特化した情報プラットフォームです。現場に即した正確な情報を提供するため、弊社専属の視能訓練士ライターによって記事が執筆されています。

Contactメディア：https://contact.ne.jp/media/

※注釈
1)CO・・・視能訓練士(Certified Orthoptist )の略称

■ 本ラウンドに参画した投資家のコメント

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社東日本投資部アソシエイト
石坂颯都氏

眼科専門の検査技師である視能訓練士は、今後更なる活躍が社会的に期待されている一方、視能訓練士がインターネット等で閲覧できる求人情報が乏しく、就職活動が困難な状況にあります。眼科医と視能訓練士が勤務先に満足し、働ける社会を目指す依田氏率いる同社のビジョンに共感しました。同社事業を通じて、眼科医院に対しては医療の充実化や集患・採用の強化、視能訓練士に対しては就職活動時の情報非対称性の改善等がそれぞれ期待でき、同社の今後が楽しみです。

長野県産業労働部経営・創業支援課主任
田中亮介氏
「日本一創業しやすい県」を目指す長野県としても、今後も全面的にバックアップしてまいります。
Contact社が、信州発のスタートアップ企業としてこれから大きく成長されることを期待しています。

デジタルハリウッド大学大学院特任教授
東京医科歯科大学臨床教授

アイリス株式会社共同創業者・取締役副社長CSO
医師、新規事業家、元厚労省室長補佐
加藤浩晃氏

依田社長と出会ったのは彼がまだ大学生のときで、そのときから新しい眼科医療の形と、さらに活躍できる視能訓練士の将来像に想像を膨らませていたのを覚えています。いよいよ事業として構想が固まり進み始めた株式会社Contactに、自分自身も眼科専門医ですので今回投資家として関われてとてもうれしく思っています。誰にも負けない熱意と行動力で、思い描いている世界観を創り上げてください！

静岡社会健康医学大学院大学准教授

藤本修平氏