■ゲーム感覚でクルー教育できる盛り付けた寿司桶の“見栄え”をAIが採点するアプリ「mibae」
宅配寿司「銀のさら」では、桶に盛り付けたお寿司を撮影すると、AIが一つ一つのネタを認識して、寿司桶の“見栄え”を評価・採点するアプリ「mibae」を開発いたしました。
人が評価する基準と同様の採点基準で、平等にお寿司の盛り付けを点数化して評価することができます。
「mibae」を使用することで、ゲーム感覚でクルー(アルバイト、パート)が美しいお寿司の盛り付けを楽しみながら学べるツールとして、当社では期待を寄せています。
現在、「mibae」は全国の「銀のさら」直営店108店舗でテスト導入され、桶商品『相模』のみを採点することが出来ますが、今後は他の商品や、ネタの識別精度を更に高め、2023年中にフランチャイズ店舗を含めた全店舗(2023年2月末現在381店舗)での導入を目指します。
※当アプリは銀のさら社員・従業員専用のアプリとなり、一般公開は予定しておりません。
■AIによって人による採点のブレを適正化!商品力&クルー教育の向上へ
宅配寿司「銀のさら」では、美味しく出来立てのお寿司を美しく盛り付けた寿司桶をお届けすることで、食卓を華やかに演出できるよう、寿司桶の”見栄え”にも特にこだわりを持っています。
今まで「銀のさら」のお寿司を作る教育現場では、作ったお寿司を評価する際に、教育担当者によって評価基準に差が出てしまうという課題がありました。
そのため、教育担当者から、「銀のさら」の商品として”見栄え”を全国で統一させるために、「属人化しない採点基準をもったシステムが欲しい」という声が上がり、そこで、AIが自動でお寿司の”見栄え”を採点してくれるアプリの開発を進めることになりました。
「mibae」を使うことで、従業員の初回研修の後、各店舗に任せていたお寿司作りの教育を、教育担当者が遠く離れていても行うことができ、全国の店舗で統一された”見栄え”の良いお寿司の提供が維持出来るようになり、商品力の向上につながると同時にクルー教育の向上にもつながっています。
■一つのネタに1,000枚以上の写真を分析!お寿司のネタと位置を正確に判断することに成功
「mibae」を完成させるまでには、機能面においてさまざまなトライ&エラーがありました。
AIがお寿司のネタを判別するには、ネタ一つ一つの色と形の判別が必要ですが、撮影する環境やカメラの性能によって、識別精度に差が出てしまいます。識別精度を高めるために、一つのネタに対して1,000枚以上の写真を分析し、どんな角度や光の当たり方でも、それぞれのネタを正確に識別できるようになりました。
また、どうしても点数だけでは表しきれない「美しさ」の判断についても工夫を行いました。人の感覚で判断される盛り付けの「良い」「悪い」を数値化するために、感覚的な「美しい桶」「普通の桶」「美しくない桶」等を作って認識させ、採点に反映をさせることが出来るようになりました。
「銀のさら」は、これからも食卓へ笑顔を届ける宅配寿司サービスとして、「mibae」によってベースアップされた商品クオリティを軸に、人の目や感覚でのみ判断することのできる、本当の意味での「見栄え」や「クオリティ」を深堀し、商品力のさらなる向上を目指して参ります。
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【「銀のさら」について】
宅配寿司市場においてシェアNo.1※ブランド。
本格的なお寿司をご自宅で楽しんでいただけるよう、厳選をかさねた自慢のネタを、ふんわり炊いたすし飯とともに、一貫一貫、ご注文をいただいてからお作りしています。
お子様からご年配の方まで、「おいしいお寿司をもっと身近に」をコンセプトに、商品力・サービス力に徹底的にこだわっています。
※株式会社富士経済(外食産業マーケティング便覧2022「宅配ずし市場 2021年実績」)
「銀のさら」公式WEBサイト:https://www.ginsara.jp/
【株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス 概要】
法人名: 株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
代表: 代表取締役社長 江見 朗
所在地: 〒108-6317東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館17階
電話: 03-5444-3850
設立: 2001年7月31日
事業内容: フードデリバリーチェーンの経営管理業務
ホームページ: http://www.rideonexpresshd.co.jp/