この度、LAETOLI株式会社( 本社:東京都港区 / 代表取締役:武藤 弥)は、不動産投資事業における資金調達スキームの多様化の一環として、不動産特定共同事業法にかかる「借入併用型」約款追加の認可申請を行い、2023年3月1日付で認可を取得しました。
本認可取得により、当社が運営する不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」にて、資金調達の一部に金融機関からの借入を利用する借入併用型ファンドの募集を行えるようになります。
一般的に不動産を取得する際は、住宅ローンやアパートローンなどに代表される金融機関からの借入を利用します。借入を利用することで不動産に投下する自己資金を抑え、レバレッジ効果が期待でき、見た目の利回り以上の収益を得ることができます。結果として、出資する投資家様への利益配当を最大化することが期待できます。
さらに、借入を利用することでレバレッジ効果による自己資本利益率を高めつつ、これまで取り組みづらかったような規模の案件にも取り組めるようになります。
例えば、数億程度の物件だけでなく、数十億や100億を超える、街全体に影響を与えるような大型規模の案件についても取り組むことができるようになります。
案件の多様化、さらなる投資機会の創出、そして社会貢献につなげていきます。
今後もクラウドファンディングという世の中の人が参加しやすい資金調達の方法をとりながら、経済合理性だけにとらわれない価値が成立する世の中、つまり「利益の追求」と「文化的価値の尊重」が共存するエコシステムを構築していきます。
- レバレッジ効果について
自己資金1,000万円で、
①借入なしで投資した場合
②借入をして投資した場合
を比較します。
①借入なしで投資した場合
自己資金1,000万円で利回り5%の物件を取得したとすると、家賃収入から経費を引いた年間の不動産収益(実質収益)は50万円です(自己資金に対する実質利回り5%)。
②借入をして投資した場合
自己資金1,000万円に加えて、金融機関より1,000万円借入れて、上記①と同じ利回り(5%)の2,000万円の物件を取得したとします。借入金利が仮に2%とすると、年間の借入利息は20万円で、年間収益から借入利息を引いた実質収益は80万円(実質利回り8%)です。
①と②はいずれも自己資金は1,000万円と同じですが、借入をすることで自己資金に対する実質収益は30万円も増加します。また借入の比率が高くなるほどレバレッジ効果は効いてくるので、借入した場合の実質収益も高くなります。
- 会社情報
会社名:LAETOLI株式会社(ラエトリ)
設立:平成11年5月20日
代表取締役:武藤 弥
資本金:1億円
所在地:東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山2階
事業内容:不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」の運営
ミッション:得意領域である「不動産」「建築」を中心として「フェアエコノミー」を構築すること。
これまで不動産業界は、圧倒的な資本力と経済論理が優先されるエコノミーが形成されてきました。私たちは、少しでもそこに風穴をあけるべく、クラウドファンディングという世の中の人が参加しやすい資金調達の方法をとりながら、経済合理性だけにとらわれない価値が成立する世の中、つまり「利益の追求」と「文化的価値の尊重」が共存するエコシステムを構築していきます。
本当に豊かでサステナブルな街や文化をつくりたい。
そう考え、私たちは事業を展開してまいります。
URL:https://laetoli.jp/(会社HP)
:https://cozuchi.com/(COZUCHIサイト)