株式会社WISHシステムコンサルティングへの出資によるニアショア開発拡大のお知らせ

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株式会社ニーズウェル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 船津 浩三、以下「ニーズウェル」)は、株式会社WISHシステムコンサルティング(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長 桑村 英利、以下「WISH社」)に、ニアショア(遠隔地開発における長期的な協業関係の構築・推進を目指し、出資することと
いたしましたのでお知らせいたします。
1. 出資のねらい
今回の当社によるWISH社への出資は、先般2023年1月16日付のプレスリリース「受注拡大に伴う長崎開発センターの移転及び増床に関するお知らせ」と併せ、多くのお客様よりいただいているご要望にお応えするための一環であり、更なるニアショア開発拡大を行うものであります。

WISH社は本社を鹿児島県鹿児島市に置き、自治体、金融機関をはじめ幅広いエンドユーザーを顧客に持ち、システムコンサルティングからシステム設計、開発、運用・保守まで、トータルサービスを提供する企業です。
一般社団法人ニアショア開発推進機構の「認定ニアショアベンダー」であるとともに、「ニアショアAWARD 2020最優秀賞」を受賞する等、ニアショア開発に強みを持っています。

一方、当社は独立系のシステムインテグレータとして長年にわたり金融系システム開発を中心に幅広い業界の
ソフトウェア開発に携わるとともに、AI、RPA等の技術により独自の機能を付加しながら、デジタル経済の要請に応え、企業のDXの推進を支援する様々なソリューション製品を提供してまいりました。
2020年11月に公表した中期経営計画では、2023年9月期までに売上高100億円、経常利益10億円の
業績目標を掲げ、これを達成するための先行投資として「採用・育成」「研究開発」「M&A・資本業務提携」に取り組むこととし、事業の拡大を目指しています。

システム開発環境は、引き続く首都圏でのIT人材不足、新型コロナウイルス感染症に伴うテレワークやシステ
ム開発企業への持ち帰り開発への移行、海外の情勢不安によるシステム開発の国内回帰等が進んでいます。
この様な状況において、当社では長崎県及び鹿児島県の優秀な人材の活用によりお客様のご要望にお応えするとともに、当社の中期経営計画の重点施策の1つである「ニアショア開発の拡大」を推進し、地方創生、デジタル社会の産業基盤の構築、パートナー企業との協働等、持続可能な社会の実現にも取り組み、NeedsWell Value(企業価値)のさらなる向上を目指してまいります。

なお、今回の出資は、2023年3月中にWISH社株式の約10%を取得する予定です。

2. 今後の見通し
今回の出資は、中長期的には両社の業績及び企業価値の向上に資するものと考えておりますが、当期業績に与える影響は軽微です。
なお、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示いたします。

3. 会社概要
(1) 株式会社:WISHシステムコンサルティング

  • 代表者:代表取締役社長 桑村 英利
  • 所在地:鹿児島県鹿児島市東千石町14-10 天文館NNビル 7F
  • 上場市場:非上場
  • 資本金:20百万円
  • 事業内容:システムコンサルティング、システム設計、開発、運用・保守
  • URL:https://wish-sc.co.jp/

 

(2) 株式会社ニーズウェル

  • 代表者:代表取締役社長 船津 浩三
  • 所在地:東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート 13F
  • 上場市場:東証プライム市場(証券コード
  • 資本金:9億8百万円(2022年9月30日時点)
  • 事業内容:業務系システム開発、基盤構築、コネクテッド開発、ソリューション等各サービスラインにおけるソフトウェア開発・運用・保守
  • URL:https://www.needswell.com/
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