■背景
BCCは迫る高齢化社会の対応として、ヘルスケア業界でのDX実現にむけ、高齢者のQOL(=Quality of Life:生活や人生の質)向上につながる介護レクリエーションプログラムを開発しています。
一方、DCSは介護レクリエーションサービスとして、Aldebaranの小型二足歩行ロボット「NAO(体長約60cm、重さ約5㎏)」を使用した「Link&Robo forウェルネス」を提供しています。
この度、両社がタッグを組み、介護施設のサービス展開をサポートするため「介護レク代行サービス」を開始しました。
「Link&Robo for ウェルネス」サービス紹介:
https://www.dcs.co.jp/solution/lr_wellness/index.html
■介護レク代行サービスについて
担当のレクリエーション介護士が施設に伺い、ロボットとレクリエーションを実施する「介護レク代行サービス」を提供します。1コマ60分の提供で、施設側スタッフでロボットの操作や運営準備をする負担がなく利用できます。ロボットの動きを見ながら一緒に体操をしたり、様々なテーマからクイズを出題したりと、施設を利用する高齢者の方に、楽しく癒しを感じるひとときを提供します。
■今後の展望
ヘルスケアDXの実現にむけ、社会や高齢者ニーズに見合った介護レクリエーションプログラムの開発・普及を目指し、今後もBCC、DCSで連携し、ロボットによるレクリエーションの進行や声がけ内容のブラッシュアップを進めていく予定です。
■BCC株式会社について
BCCのヘルスケアビジネス事業部では、『“人を支える人”を支える』を理念に、無料で利用できる介護レク広場サイトの運営からレクリエーション介護士の資格運営まで様々なサービスを行っています。人と人が助け合い支え合う介護現場や高齢者に一つでも多くの「笑顔」が生まれるよう、「介護レクリエーション」を通じて今後もサービスを提供します。下記の2つのサービスを軸に、介護業界と企業を繋ぎ、高齢者と介護に携わる方々が心豊かに生活できる社会の実現を目指します。
ホームページ:https://smile-plus.co.jp/
1)全国3万5千人以上(2023年1月時点)が取得する「レクリエーション介護士」資格制度の運営:
https://www.japan-ac.jp/
2)介護レク素材のプラットフォーム「介護レク広場」の運営:
https://www.kaigo-rec.com/
■三菱総研DCS株式会社について
DCSは、1970年の創立以来、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な実績を有するIT企業です。2016年よりコミュニケーションロボットへの取り組みを開始し、複数の企業への受付ロボットの設置をはじめとし、2018年からは高齢者やこども向けに、新たなサービス提供に向けた活動を開始しています。2019年度には、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の「ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)」の採択を受け、介護分野向けの開発を本格化するとともに、教育現場における活用支援についても検討を進めています。
ホームページ:https://www.dcs.co.jp
※本プレスリリース内の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。
※「NAO」はAldebaranの商標です。
■問い合わせ先
三菱総研DCS株式会社
〒140-8506 東京都品川区東品川四丁目12 番2 号
・本件について デジタル企画推進部
E-mail:robocomm@dcs.co.jp
・当リリースに関して 広報部
TEL:03-3458-8214 E-mail:kouhou@dcs.co.jp