ヘッドウォータースでは、以前よりMicrosoft Azureを活用した自然言語認識やクラウドコンピューティングと当社の技術力を活かしたAIシステムを企業向けに提供してまいりました。今回の「Azure OpenAI Service」の導入によって、自然言語理解とテキスト生成の両面で今までよりも最適化されたAIシステムとなっております。
・マルチAIプラットフォーム「SyncLect」と連携
ChatGPTでも利用されているGPT-3文章生成モデルを「SyncLect」に連携することで、企業向けの独自Webシステムやスマホアプリ、チャットボットなどに対して早期に組み込む事が可能となりました。
・チャット分析ソリューション「Chat Analyzer」と連携
企業内チャットデータをGPTモデルへ追加学習させることによって、企業内で過去に行われたQ&Aや個々のチャット上でやりとりされた暗黙知のナレッジマイニングを行うことでチャットボットが人手によるデータ登録なしで応答することが可能となります。
・Microsoft TeamsカスタムアプリならびにPower Platformカスタム構築
GPTモデルを活用して企業内部データを学習させたMicrosoft Teamsボットアプリ開発や、PowerApps / Power Virtual Agents向けにAPIの提供を行います。
■Azure OpenAI Serviceとは
OpenAI社とマイクロソフト社のパートナーシップから生まれたAzure OpenAI Service は、さまざまなユースケースに応じた特定のニーズに合わせて最適化が可能な業界をリードするコーディングおよび言語AIモデルを提供するサービスです。セキュリティー、信頼性、データプライバシー、ID認証、有害コンテンツのフィルタなどエンタープライズ企業がOpenAIを利用するためのAzureマネージドサービスです。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service
(参考)
■当社が受けたソリューションパートナー認定について
・Data & AI (Azure)ソリューションパートナー
お客様が複数のシステムにわたってデータを管理し、分析および AI ソリューションを構築できるよう支援する高い技術力と実績を持つことの証明となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/microsoft_solution_partner.html
■今後について
Azure OpenAI Service の実装モデル「Codex」や、同モデルが統合された「Github Copilot」によるソースコードの自動生成によって効率化、ならびに「DALL-E2」を活用した自然言語からの画像生成モデルなど世界最先端の「Generative AI」を進めていきます。
また、日本マイクロソフトとの更なるパートナーシップの強化、共同マーケティング(Go-To-Market)や、共同のデジタルソリューション開発など連携プランを加速・拡大し、カスタマーサクセスの実現に取り組んで参ります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
■商標について
Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【参考情報】
<会社情報>
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設立 :2005年11月
URL:https://www.headwaters.co.jp