Kudan、GEO Week 2023にてモバイルマッピングソリューションを展示

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様々な機器に人工知覚/SLAM技術を提供するKudan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:項 大雨、以下 Kudan)は、2月13日から15日(米国時間)まで米国コロラド州デンバーで開催される地理空間産業の最新動向を紹介する展示会「Geo Week 2023」に出展することをお知らせいたします。

Geo Weekの開催に合わせ、新たに販売開始したモバイルマッピングソリューションを米国市場向けに初めて紹介します。イベント参加者は、Kudanのハンドヘルド(手持ち)型およびバックパック(リュックサック)型のモバイルマッピング開発キットを実際に試すことができます。これらのキットは、GNSS が利用可能な環境と利用不可な環境の両方で動作するように設計されており、Kudan の 3D Lidar SLAM技術を組み込むことで、正確な3次元の点群マップを作成することが可能です。

これらのマッピングキットを通じて、例えば、建設プロジェクトにおける進捗状況のモニタリングや検査のほか、林業におけるバイオマス(生物量)の推定、密度や成熟度、間伐計画オペレーションなどの森林分析等を用途として、屋内外の環境を簡単にスキャンすることができます。また、本マッピングキットはカスタマイズ可能で、GNSSや地上基準点を融合してジオリファレンス※1した点群を生成したり、IMUデータを利用してより優れた歪み補正を行い、鮮明な点群スキャンも実現することができます。GNSSが利用可能な地域と利用不可能な地域の両方で活動する顧客にとって、両方の環境で作業できることは、点群データにおけるドリフトやノイズのリスクの対処のために何度もマッピングを行う必要がないため、マッピング時間の大幅な短縮が期待できます。

また、これらのマッピングキットには、扱いやすいユーザーインターフェースが搭載されており、地上基準点の入力や、点群の合成などのマッピング処理機能も利用可能です。加えて、マッピング処理時にSLAMのパラメータを容易に調整できますが、環境タイプ別にプリセットが用意されており、それらを選択することもできます。

カスタマイズ可能で正確、そのうえコストパフォーマンスの高いマッピングソリューションをお探しの方々は、Geo Week 2023でKudanのモバイルマッピングソリューションをぜひ体験してください!

※1 ジオリファレンス:点群データが保有する位置情報のローカル座標系を地理座標系に関連付けること
 

  • ■■イベント概要■■
  • イベント名称: Geo Week 2023(https://www.geo-week.com/
  • 日時:2023年2月13日(月)〜2月15日(水)(米国太平洋標準時)
  • 場所: 米国デンバー州コロラド・コンベンション・センター
  • ブース: #1115

【Kudan株式会社について】
Kudanは、機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/jp/)をご参照ください。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425(東証グロース)
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨

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