サイバーリンクス、「自動棚割機能」の開発にPALTACと協働

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株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上 恒夫、以下サイバーリンクス)は、メーカー・卸売業による小売業への棚割(商品陳列)提案活動の効率化を目的に、化粧品・日用品、一般用医薬品卸業界の最大手企業である株式会社PALTAC(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:糟谷 誠一、以下PALTAC)と協働し、新機能「自動棚割機能」の開発を進めております。本機能はサイバーリンクスが提供する棚割システム「棚POWER(たなぱわー)」の標準機能として2023年5月の搭載を予定しており、棚POWERをご利用中の全ユーザーが「自動棚割機能」をご利用いただけるようになります。
サイバーリンクスは「自動棚割機能」の提供を通じて、棚割作成業務の効率化だけでなく、適正な棚割を行うことで過剰在庫や廃棄を削減し、流通サプライチェーン全体の効率化に貢献してまいります。
  • 1.取組の背景

スーパーマーケットにおいて、多種多様な商品の陳列棚への配置を決める「棚割(商品陳列計画)」は、購買行動に大きな影響を与える、「見やすく、選びやすく、手に取りやすい」売場づくりに欠かせない重要な業務です。
メーカー・卸売業は、自社取扱商品の提案を目的に、日常的に小売業に対し棚割提案を行っておりますが、立地や顧客層など店舗ごとに異なる条件のもとで、品揃えや陳列順などを考慮しながら、「売れる棚割」を作成することは、これまでの経験やノウハウが必要とされます。また、売場面積が異なる店舗の陳列スペースに合わせた複数の棚割パターンの作成が必要なことから、多大な時間がかかっているのが現状です。

サイバーリンクスでは、これらの棚割作成業務の効率化を目的に、2023年5月リリースを目途に「自動棚割機能」の開発を進めております。棚割作成業務に知見の深いPALTACと協働し、システムの設計段階から意見交換を行うことで、現場運用に即した実践的な自動棚割機能を開発してまいります。 
 

  • 2.自動棚割機能の概要

ユーザー(棚割作成担当者)が作成した標準パターン(基準棚割)をベースに、過去の棚割、売上実績等の実績データに基づき適切な調整を行い、陳列スペースに応じた新たな派生棚割パターンを自動で作成します。これにより精度の高い複数パターンの棚割を作成し、棚割業務の大幅な省力化を実現いたします。
PALTACにおいては、「自動棚割機能」の採用により、年間30,000時間の棚割作成業務(自社システムを利用)を約60%削減することをめざしています。

【自動棚割イメージ】

 

  • 3.「棚POWER」概要

棚POWERは、1994年の発売以来、累計1,000社以上でご利用いただいている棚割システムです。
売上データを活用した棚割分析や、棚割提案書の作成、棚割変更時の作業指示書の作成など、棚割の検討や運営に必要な機能を幅広く搭載しています。主にメーカー、卸売業が導入し、小売業に対する棚割提案業務の精度向上、効率化に活用されています。
常に変化するユーザーニーズに応えるために、継続的なバージョンアップを行い様々な機能を追加搭載し続けています。契約ユーザーは、追加費用なしで棚POWERの最新機能をご利用いただくことができます。
自動棚割機能をはじめ、今後もユーザーの皆様の業務に役立つ機能を搭載してまいります。

棚POWERサービスサイト:https://www.tanapower.com/tpower/index.htm

 

  •  4.会社概要

■株式会社 PALTAC概要
【商号】:株式会社PALTAC
【代表者】:代表取締役社長 糟谷 誠一
【URL】:http://www.paltac.co.jp/
【主な事業概要】:化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
【設立】:1928年12月22日
【証券コード】:8283(東証プライム市場)
【所在地】:大阪市中央区本町橋2番46号

■株式会社サイバーリンクス概要
【商号】:株式会社サイバーリンクス
【代表者】:代表取締役社長 村上 恒夫
【URL】:https://www.cyber-l.co.jp/
【主な事業概要】:
  食品小売業向け基幹業務クラウドサービス
  小売業向けEDI業務支援サービス
  棚割マネジメントシステム
  商品画像データベース提供サービス
【設立】:1964年5月
【証券コード】:3683(東証プライム市場)
【所在地】:和歌山県和歌山市紀三井寺849番地の3
 

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