現代の日本では、1年を通してあらゆる宗教行事に親しむ習慣が見られますが、それらに纏わる宗教を本当に理解している人は日本にどれだけいるでしょうか。多様な文化の許容は好ましい傾向である一方で、世間での宗教に対する理解と扱いは不明瞭であるとも言えます。
記憶に新しい安倍晋三元首相の国葬で、菅義偉前首相は「天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか」との弔辞を読みました。
安倍元首相は浄土宗寺院の檀家であることを踏まえると、この弔辞の表現は一定の違和感を与えるものですが、それはどの点か気づきますでしょうか。
正解はこちら
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作家・ジャーナリスト/正覚寺住職の鵜飼秀徳氏はこのような事例をもとに、戦後に行った教育における宗教排除が現代の宗教リテラシーの低下を招いていることを指摘し、公立学校での宗教科目の導入を提案しています。
ポリミルではこの問題を自社SNS の「Surfvote」上で「イシュー」として取り上げ、皆様の意見を投票できる場を設けております。
今回の投票では、公立学校において宗教の科目を導入することに賛成か反対かを選択できるようになっています。投票の〆切は2023年3月31日。
あなたも自分の意見を投票し、一緒に社会をより居心地の良い場所に変えませんか?
■鵜飼秀徳氏について
京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。
著書に『寺院消滅』(日経 BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。
大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。
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