なお、「横浜春節祭2023」は、国土交通省による令和4年度ビッグデータ活用による旅客流動分析実証実験事業に採択されており、NTT東日本もデータ設計・収集・分析において協力しています。
https://prtimes.jp/a/?f=d64879-20230121-e5cae239085d7deed99028f1e9730fc2.pdf
(1)日時:2023年1月22日(日)~2月5日(日) 15日間 ※景品引き換えは1月27日開始
(2)場所:横浜中華街エリアから横浜駅エリアまでの横浜ベイエリア地区16箇所
<注>ランタン展示は16箇所、その内スタンプラリー対象は15箇所となります
(3)デジタルスタンプラリーURL:https://platinumaps.jp/d/yokohama/sr471
(4)みどころ:
▼職人よる中国伝統工芸技術!2m超える巨大ランタンオブジェ迫力満点!
▼スタンプを貯めると中華街を中心とした地域のお店の食事券や商品があたる春節福引き「紅包くじ」が景品でもらえるデジタルスタンプラリー
▼大人気の中華獅子舞が、春節祝賀とコロナの疫病退散を祈願して、複数の拠点に登場!(1/28、29、2/4実施予定。詳細は別途お知らせ予定)
▼ランタンオブジェ展示にかかる電力は、再生可能エネルギー(東北地域の太陽光を発電源とするカーボン・オフセット)を採用。環境負荷低減に取り組みます。
<画面イメージ>
・デジタルマップ上に、ランタンオブジェの設置場所を表示。詳細画面から、現在地からのルート案内も可能
・表示区分を変更することで、横浜エリアの観光スポットの場所や詳細情報、ルート案内も可能
2.国土交通省令和4年度ビッグデータ活用による旅客流動分析実証実験事業への参画協力について
令和4年度ビッグデータ活用による旅客流動分析実証実験事業は、国土交通省が公募した、携帯電話の位置情報データ(ビッグデータ)を活用し、交通課題の解決を目指す事業です。
携帯電話の位置情報データ(ビッグデータ)を活用し、観光客や住民の流動を可視化・分析することにより、これまで困難であった各種政策立案や地域の課題解決が可能になることが期待されています。
横浜中華街は、2019年頃からデータ活用を行い始め、2020年コロナ禍に入ってからは、GPSデータによる人流調査を中心に、自らデータドリブンをし、イベントを中心にビッグデータを街づくりに生かしています。
昨年の横浜春節祭において、これまでは見えなかった様々な気付きがビッグデータによって見つけることができ、また、イベント成果を数字でも把握できることの有益性を見つけ、地域経済に寄与できると思われる本取り組みを、地域のために育て、発展させるために、より広いデータと見地を得るべく、本事業に応募し、実現性、継続性が特に評価され、モデル事業として採択されました。
NTT東日本グループは、本事業で収集する5種のデータ分析を担当し、デジタルスタンプラリープラットフォームツールにて、デジタルスタンプラリー利用者の流動と、利用者アンケート調査の2つのデータ調査を行うにあたり、アンケートの調査項目設計など、データ分析前の検討・設計などの本実証実験の基礎作りなども、中華街発展会と共に行います。
本実証実験の対象エリアは、横浜地域の観光の要となるエリアであり、ビッグデータによって得られる成果は、誘客、回遊など、より効果的で戦略性のある観光施策の立案の参考になります。また、本実証実験の対象事業「横浜春節祭(横浜ランタン祭り)」は、冬の観光閑散期課題に効果的な施策になり得るものであり、ビッグデータによって得られる成果は、課題の抽出や成長因子の発見、時間帯や天気などといった変動要素なども読み取ることができるので、事業全体の最適化だけでなく、エリア全体の回遊を促し、自然誘導を生み出す「新しい観光導線の創造」に繋がると期待しています。