2DRの配信が終了

2DRが担ってきたスマホ向けのアバター再生アプリという領域において、他社製品による選択肢が増えたことにより一定の役割を終えた認識だ。
βテストから約3年にわたって、プラットフォーム累計10万ダウンロード。
オーガニックでのインストールの停滞、マーケティングの頭打ちにより今回の決断となった。

現在2DRを使用している端末でのアンインストールについては類似アプリへの移行を勧める方針。
移行方法などについては後日アナウンスを行う予定だ。
スタンドアロンアプリであるためOSのサポートがなくなるまでは動作するが、セキュリティなどの側面もあるため移行をおすすめする。
また、PXR合同会社でのサポートは7/31で完全に終了する。

PXR合同会社のスマホ用アバターアプリケーション『2DR』、iOS及びAndroid両プラットフォームでの提供について2022年7月31日に終了する。

2019年9月に個人VTuberの支援、VTuberへの導入ハードルを下げることを目的に2DRを提供を開始した。
2DRはLive2D(cubism)およびVRMフォーマットを対応することで2D及び3Dので活動開始を容易にする目的があった。
Dlibという古い仕組みを使ってのアバター投影により、多くの端末でアバターを投影できるというポイントが有利な点でもあった。
古いスマホでも参入できることがメリットであったが、現代においては古い技術が有利に働くことがないと判断した。
今後これらの不満点について改善をしていくだけのアイデアやビジョンが不透明なことで、今回の決断となった。

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