2020年3月に提供開始したマイグルは、買い回りの促進や地域の周遊を目的に、商業施設や鉄道会社、自治体などが主催する様々なスタンプラリーキャンペーンなどに活用され、2022年8月には25万人を突破しました。(※1)。
その後、商業施設では「複数施設の相互間送客を行いたい」「平日の会社員の飲食店利用を促進したい」など目的に応じた行動変容を行うと同時に、キャンペーンの実施により蓄積されたデータから傾向を見出し、次回施策の実施や改善のための意思決定を支援したことを評価いただき、複数社でのリピート利用に至りました。また、店舗での試着(※2)や企業の新サービスへの理解を促進する(※3)など、購買ではなく体験をスタンプの獲得条件とするキャンペーンなど活用の幅が広がり、この度の累計参加者数50万人突破に至りました。
今後もキャンペーン参加者の利便性向上にむけた各種機能の開発・改善を進めるほか、キャンペーンで取得したデータをもとに、現場の担当者が仮説の立案から検証まで実施できるツール開発を進めることで、地域社会や施設・店舗運営に必要な判断・意思決定を、データに基づいて行うための環境作り・活用方法の提案などを進めてまいります。
※1 ギックスの個客選択型スタンプラリー「マイグル」を活用したキャンペーンの累計参加者が25万人を突破(2022/8/5)https://www.mygru.jp/news/1557/
※2 ギックスの個客選択型スタンプラリー「マイグル」、ワコールグループの「ウンナナクール」店舗での試着を通して商品を体感する機会を創出するスタンプラリーに採用(2022/11/7)https://www.mygru.jp/news/1977/
※3 スタンプラリー形式でICOCAの便利機能を体験できる JR西日本が開催するキャンペーンにギックスの個客選択型スタンプラリー「マイグル」が採用(2022/7/29)https://www.mygru.jp/news/1519/
マイグルの提供背景
当社はクライアント企業の経営課題解決、競争力強化のために、データに基づく判断・意思決定=データインフォームド(DI)を推進し、クライアント企業が所有するさまざまな業界のデータを用いてサービス提供を行ってまいりました。このような中、業種・業界や業務領域ごとに共通する課題に着目し、データを活用することで汎用的に解決できるプロダクトの開発を進めています。
個客選択型スタンプラリー「マイグル」は、さまざまなクライアント企業の購買データを扱う中で発見した、施設や店舗の回遊促進が購買率の向上につながる傾向を具体施策に落とし込むことを目的として開発にいたりました。
マイグルを活用することで、顧客が利用する施設・店舗の幅を広げて購買促進を図ることに加え、これまで把握が難しかった顧客の属性・購買傾向を明らかにするようなデータを取得・活用し、商業施設・観光地運営におけるデータに基づいた意思決定を支援します。
個客選択型スタンプラリー「マイグル」https://www.mygru.jp
「マイグル」は、お客様の購買行動をもとに最適化された複数の選択肢から、自分だけのオリジナルのスタンプラリーを作ることができるスマートフォン向けwebアプリケーションです。購買データやアンケートデータを活用することで、お客様の趣味・嗜好に合わせた店舗・サービス・商品などをスタンプラリーの選択肢としてAIが提示します。お客様は好きなものを選んでスタンプラリーを組み立てることができるため、参加率および継続率を高める効果が期待できます。
(ギックスではマイグルに関して、複数の特許を出願済みです。特許6841539等)
■株式会社ギックスについて https://www.gixo.jp/
GiXoは、戦略コンサルタントとアナリティクス専門家によって立ち上げられた “データインフォームド”推進企業です。アナリティクスを活用し、あらゆる判断をデータに基づいて行えるようにご支援することで、クライアント企業の経営課題解決を実現しています。
会社名 :株式会社ギックス
代表者名 :代表取締役CEO 網野 知博
所在地 :東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11F
事業内容 :アナリティクスを用いたデータインフォームド事業
データを活用した各種コンサルティング業務および、ツールの研究・開発
上記ツールを用いた各種サービスの提供