新機能追加により、社会人経験の無い学生や、チームやプロジェクトなど組織構成員全体のビジュアル化が可能となり、利用対象範囲や活用方法などが大きく広がります。
【新機能】
1.グループアセスメント(組織や.チームのスキル可視化)
2.スキル診断に、新しい評価項目を追加(大学等講義受講やイベント参加、学内活動など)
3.おすすめの研修コースの自動提示
新機能では、同一レーダーチャート内に複数人の診断結果表示が可能となります。また、選択した複数人スコアの平均値や中央値などの指標と、JTAG設定のサンプルプロファイルや自社で設定した診断対象業務のスコアとの比較が同一レーダーチャート内でできます。
これまでのVisuMeでは個人ごとのスキルレベルバランスは可視化されましたが、チームや組織のメンバーなど複数人のスキルバランス可視化希望が多く、今回の機能追加を実現しました。これによって、いろいろな活用シーンが期待されます。
●想定活用例
・チームやプロジェクト全体の強み弱みをビジュアルイメージで把握し課題絞込に利用
・既存チームメンバーの追加、変更(異動など含め)などの検討時の情報として利用
・チームや組織を新たにつくる場合、構成メンバー検討時の参考情報として利用
・自社内のキャリアモデル、キャリアパス検討ための傾向分析データとして利用
・即戦力採用時やプロジェクトなどでの業務派遣依頼時のスキルマッチングとして利用
・チーム構成員のそれぞれのスキルごとの力量差の把握
・或る業務に必要なスキルについて、チーム内での特定の人への依存性把握
2.スキル診断に、新しい評価項目を追加
これまではスキル診断の評価項目は業務の実務経験と保有資格をベースに自動算出されました。今回の評価項目追加で講義や研修受講、イベント参加や日々の学内活動なども診断の要素としました。これにより業務経験が無い学生や若手の社会人の方も、より精度高い診断が出来るようになり、活用シーンがさらに広がりました。
●想定活用例
・学生側:自分の将来の仕事を考える上で、診断結果との比較を参考情報として利用
・企業側:新卒や若手の採用時の参考情報として利用
・学校側:就活支援/アドバイス時の参考情報やカリキュラム検討の参考情報として利用
・その他:セキュリティ関連のコンテストなど参加準備のレベル把握に利用など
また、この指標は学生に限らず、社会人でもこれまでの「業務経験」とは直接紐づかないスキルについても算出され、よりアセスメントの精度があがることも期待されます。
3.おすすめの研修コースの自動提示機能
本人の診断結果に対して、さらに力を伸ばせる可能性が高い研修コース(教育事業者が登録)が表示されます。
*登録されている対象研修コースにはあらかじめ受講するための前提スキルレベルが設定されています。このレベルに満たないコースはおすすめの研修コースとして表示されません。
●想定活用例
・利用者本人:自分の目指す業務や職務に対しての教育研修の参考として利用
・マネージャーや育成担当者など:
・社員とのキャリア相談、学習相談時などの参考情報として利用
・グループアセスメントと併用して、組織の全体的な教育計画策定に利用
・市場の教育研修コースなどの状況調査に利用
これまでのVisuMeでの診断はスキルレベルの把握までは出来ました。ところが今のスキルレベル状態はわかったが、“次にどのような教育をしていけばよいのか?”、“自分で的確な研修を探すのは手間がかかりたいへん”など次のステップとしての課題が残ります。自ら探すことは重要ですが、効率よく具体策を練るための参考情報として活用が期待されます。
■人材の適材適所やキャリアパスはスキルだけで決まるものではありませんが、実力値が可視化できることにより、フェアーで的確な具体案の検討が可能となります。JTAG財団では、スキル可視化サービスを第一ステップとして今後も情報セキュリティに関係する人材のキャリアについて多様なサポートを実現していきます。
尚、今回の新機能追加によって対象者や活用シーンが大幅に広がります。利用者拡大に備えて小規模から手軽な費用でスタートできるように、新しい会員会費体系を準備中です。詳細はJTAG財団事務局までお問合せください。
■お試し利用について
グループアセスメントや自社業務独自のスキルスコア設定が自由にできる機能など、管理者機能もすべて使えるトライアル用企業IDを2週間提供いたします。申込は当財団のホームページから受け付けています。
https://www.j-tag.or.jp/campaign-list
■メディア関係者の方へ【専用デモサイト提供について】
ダミーの複数人診断結果や組織/部署登録、自社業務のスコア設定などをあらかじめ格納したデモ用サイトを準備しました。企業管理者機能なども含め自由に使っていただけます。事務局へお申し込みください。
https://www.j-tag.or.jp/contact-8
【本リリースに関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(JTAG財団)事務局
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