NVIDIAは、昨年初の試みとして開催した 「NVIDIA 秋のHPC Weeks」 が好評を博し、今年2回目となる 「NVIDIA 冬のHPC Weeks 2022」 を11月29日、12月8日の2週にわたり、オンラインにて開催いたします。本イベントでは、ハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) や機械学習における各分野の第一人者をお招きし、GPU コンピューティングを活用した研究成果、最新技術動向や事例についてご講演いただきます。また、国内外のスピーカーを招いたさまざまなセッションも開催予定です。
本イベント全体を通じて、GPUコンピューティングによって得られたブレイクスルー、またGPUの性能を引き出すためのノウハウが共有されます。研究者やコード開発者、エンジニアの方が異なる分野を超えて情報交換を行い、今後の研究、開発のさらなる高みへと導かれる場となることを目指します。ぜひ奮ってご参加ください。
イベント概要
名 称:NVIDIA 冬のHPC Weeks 2022
主 催:エヌビディア合同会社
協 力:東京工業大学 学術国際情報センター
名古屋大学 情報基盤センター
GPU コンピューティング研究会
日 程:Week 1:2022年11月29日(火) 15:30 – 19:00
Week 2:2021年12月8日(木) 15:30 – 19:00
参加費:無料(事前登録制)
参加登録:https://events.nvidia.com/nvidiahpcweeks
対象者:科学技術計算や機械学習に携わる研究者、コード開発者、エンジニア
NVIDIA 冬のHPC Weeksでは豊富なトピックが用意され、以下の内容をお届けいたします。
Week 1
11月29日(火) 15:30 – 19:00 – 詳細(https://events.nvidia.com/nvidiahpcweeks-one )
キング アブドゥッラー科学技術大学 (KAUST) のPrincipal Research Scientist、Hatem Ltaief 氏による、「Compress to Impress: Time to Redesign Matrix Algorithms!」と題した基調講演、およびタンパク質のシミュレーション、自然言語生成、デジタルツインの実現におけるHPCの活用方法など、最新の技術、研究の成果、展望に関する以下6セッションが行われます。
アジェンダ:
15:30 – 15:35 | 開会
15:35 – 16:15 | <基調講演> Compress to Impress: Time to Redesign Matrix Algorithms! | KAUST, Principal Research Scientist, Dr. Hatem Ltaief
16:15 – 16:45 | 機械学習とスーパーコンピュータを用いたタンパク質のシミュレーション | 東京工業大学 情報理工学院 准教授 関嶋 政和 氏
16:45 – 17:15 | 深層学習に基づく自然言語生成 | 東京工業大学 情報理工学院 教授 岡崎 直観 氏
17:15 – 17:45 | GPU計算と適合格子細分化法による高精度デンドライト凝固組織予測シミュレーション | 京都工芸繊維大学 機械工学系 助教 坂根 慎治 氏
17:45 – 18:15 | 都市街区内の風況デジタルツインの実現に向けた高速化およびデータ同化技術の開発 | 日本原子力研究開発機構 システム計算科学センター 研究副主幹 小野寺 直幸 氏
18:15 – 18:35 | Physics-ML のためのフレームワーク Modulus 最新事情 | エヌビディア合同会社 ソリューションアーキテクチャ&エンジニアリング ソリューションアーキテクト 丹 愛彦
18:35 – 18:55 | NVIDIA cuQuantum SDK による量子回路シミュレーターの高速化 | エヌビディア合同会社 ソリューションアーキテクチャ&エンジニアリング シニア ソリューションアーキテクト 佐々木 邦暢
18:55 – 19:00 | 閉会
Week 2
12月8日(木) 15:30 – 19:00 – 詳細(https://events.nvidia.com/nvidiahpcweeks-two )
東京工業大学 学術国際情報センター 青木 尊之 教授および名古屋大学大学院情報学研究科 森 健策 教授による2つの基調講演、および量子科学計算などを含むHPC分野における最新の技術、研究の成果、展望に関する以下4セッションが行われます。
アジェンダ:
15:30 – 15:35 | 開会
15:35 – 16:15 | <基調講演> MLB大谷翔平ピッチングの空力解析 | 東京工業大学 学術国際情報センター 教授 青木 尊之 氏
16:15 – 16:55 | <基調講演> 機械学習による医用画像処理の変革 | 名古屋大学大学院情報学研究科 教授 / 名古屋大学情報基盤センター 情報基盤センター長 / 国立情報学研究所 医用ビッグデータ研究センター センター長 森 健策 氏
16:55 – 17:25 | 量子化学計算量子アルゴリズムの開発と量子回路数値シミュレーション | 大阪公立大学 大学院理学研究科 特任講師 杉﨑 研司 氏
17:25 – 17:55 | Fortran言語標準並列化do concurrentの評価 | 東京大学 情報基盤センター 助教 星野 哲也 氏
17:55 – 18:25 | OpenACCディレクティブを活用した5次元プラズマ乱流シミュレーション | 京都大学 大学院エネルギー科学研究科 准教授 今寺 賢志 氏
18:25 – 18:55 | HPC 的に H100 は魅力的な GPU なのか? | NVIDIA Developer Technology Senior developer technology engineer 成瀬 彰
18:55 – 19:00 | 閉会
量子、創薬、流体、AI、自然言語などにおいて、GPUコンピューティング を活用した注目の研究成果や、NVIDIA H100最新アーキテクチャ、量子コンピュータ関連など、多彩なトピックで充実の内容となっています。科学技術計算や機械学習に携わる研究者、コード開発者、エンジニアの方はぜひご参加登録ください!