■調査概要
調査概要:通信業界のアナログ業務に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月24日〜同年6月27日
有効回答:通信業界の通信機器・基地局設置・Wi-Fi環境構築いずれかのプロジェクトに携わる方106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ベイシス株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.basis-corp.jp/service/mobile/
■1ヶ月あたりの「繰り返しの手作業」の業務時間、約3割が40時間以上と回答
「Q1.お勤め先での「繰り返しの手作業」について、1ヶ月あたりどのくらい業務時間がありますか。」(n=106)と質問したところ、「1~10時間未満」が17.9%、「20~30時間未満」が13.2%、「50~60時間未満」が11.3%という回答となりました。
・80時間以上:4.7%
・70~80時間未満:3.8%
・60~70時間未満:3.8%
・50~60時間未満:11.3%
・45~50時間未満:6.6%
・40~45時間未満:1.9%
・30~40時間未満:7.5%
・20~30時間未満:13.2%
・10~20時間未満:6.6%
・1~10時間未満:17.9%
・1時間未満:2.8%
・わからない/答えられない:10.4%
・繰り返しの手作業は何も行なっていない:9.4%
■1ヶ月あたりの「繰り返しの手作業」、約4割が100件以上と回答
Q1で「わからない/答えられない」「繰り返しの手作業は何も行なっていない」以外を回答した方に、「Q2.お勤め先での「繰り返しの手作業」について、1ヶ月あたりどのくらい件数がありますか。」(n=85)と質問したところ、「50件~100件未満」が30.6%、「100件~400件未満」が22.4%、「400件~700件未満」が10.6%、という回答となりました。
・1,000件以上:5.9%
・700件~1,000件未満:3.5%
・400件~700件未満:10.6%
・100件~400件未満:22.4%
・50件~100件未満:30.6%
・50件未満:21.2%
・答えられない:5.9%
■繰り返しの作業内容、「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」が49.4%で最多
Q1で「わからない/答えられない」「繰り返しの手作業は何も行なっていない」以外を回答した方に、「Q3.具体的にどのような業務が繰り返し作業になっていますか。(複数回答)」(n=85)と質問したところ、「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」が49.4%、「定型的なメール文の作成」が42.4%、「複数のファイルからデータをコピー&ペーストして報告書を作成」が25.9%という回答となりました。
・異なるファイルへのデータのコピー&ペースト:49.4%
・定型的なメール文の作成:42.4%
・複数のファイルからデータをコピー&ペーストして報告書を作成:25.9%
・紙ベースでの社内申請:24.7%
・エクセルへの大量の写真挿入:23.5%
・社内情報の保管のための印刷:23.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:8.2%
■「時間がない」や「工数がかかりすぎ」なども繰り返し作業に関する課題の声
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した繰り返し作業に関する課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=78)と質問したところ、「時間が無い」や「工数がかかりすぎ」など46の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・40歳:時間がない。
・50歳:工数がかかりすぎる。
・52歳:出社が限られているため作業できないことがある。
・51歳:単純作業だが、件数が膨大なこと。
・62歳:一斉配信の手間。
・33歳:さまざまな人が共有のファイルを使うので破損する。
■繰り返し作業があることで、74.2%が仕事へのモチベーションダウン
Q1で「わからない/答えられない」「繰り返しの手作業は何も行なっていない」以外を回答した方に、「Q5.繰り返し作業があることで、仕事へのモチベーションは下がりますか。」(n=85)と質問したところ、「かなりモチベーションが下がる」が31.8%、「ややモチベーションが下がる」が42.4%という回答となりました。
・かなりモチベーションが下がる:31.8%
・ややモチベーションが下がる:42.4%
・特に下がらない:25.9%
■モチベーションについて感じていること、「作業効率をあげたい」や「単純作業は機械化すべき」などの声
Q1で「わからない/答えられない」「繰り返しの手作業は何も行なっていない」以外を回答した方に、「Q6.仕事へのモチベーションに関するあなたが現在感じていることを教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「作業効率を上げたい」や「単純作業は機械化すべき」など54の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:作業効率を上げたい。
・57歳:単純作業は機械化すべき。
・43歳:作業の効率化をよりできれば更なるモチベーションアップに繋がる。
・51歳:単純作業が故に、集中力が持続せず間違えることも多い。
・50歳:クリエイティブなことがしたい。
・52歳:文字打ちが早くなれば仕事しやすい。
・48歳:成果が評価されない。
■72.6%が、社内で行われる繰り返しの手作業の「自動化」に向け、取り組みを実施
「Q7.社内で行われる繰り返しの手作業の「自動化」に向け、何か取り組みを実施した経験はありますか。」(n=106)と質問したところ、「何度もある」が33.0%、「1~2回程度ある」が39.6%という回答となりました。
・何度もある:33.0%
・1~2回程度ある:39.6%
・全くない:27.4%
■81.2%が、繰り返しの手作業の「自動化」を希望
Q1で「答えられない」「繰り返しの手作業は何も行なっていない」以外を回答した方に、「Q8.あなたは社内で行われる繰り返しの手作業の「自動化」をしたいと思いますか。」(n=85)と質問したところ、「非常にそう思う」が35.3%、「ややそう思う」が45.9%という回答となりました。
・非常にそう思う:35.3%
・ややそう思う:45.9%
・あまりそう思わない:11.8%
・全くそう思わない:5.9%
・わからない/答えられない:1.2%
■自動化したい繰り返しの手作業、半数が「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」と回答
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.あなたが自動化をしたい「繰り返しの手作業」を教えてください。(複数回答)」(n=69)と質問したところ、「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」が50.7%、「定型的なメール文の作成」が44.9%、「紙ベースでの社内申請」が31.9%という回答となりました。
・異なるファイルへのデータのコピー&ペースト:50.7%
・定型的なメール文の作成:44.9%
・紙ベースでの社内申請:31.9%
・エクセルへの大量の写真挿入:26.1%
・複数のファイルからデータをコピー&ペーストして報告書を作成:26.1%
・社内情報の保管のための印刷:24.6%
・その他:1.4%
・わからない/答えられない:2.9%
■「会計処理」や「名簿作成」などの繰り返しの手作業を自動化したい声
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外で自動化をしたい「繰り返しの手作業」があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=67)と質問したところ、「会計処理」や「名簿作成」など37の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・48歳:会計処理。
・42歳:名簿作成。
・38歳:見積書作成の自動化。
・41歳:勤怠管理システムと給料計算を連動。
・31歳:メール展開。
・46歳:パワーポイントの写真での資料化。
・55歳:勤務表データや組合提出。
■自動化したい繰り返しの手作業、半数が「異なるファイルへのデータのコピー&ペースト」と回答
今回は、通信業界の通信機器・基地局設置・Wi-Fi環境構築いずれかのプロジェクトに携わる方106名に、通信業界のアナログ業務に関する実態調査を実施しました。
通信業界の担当者が携わっているプロジェクト管理において、半数近くが「データのコピー&ペースト」や「定型的なメール文の作成」といった「繰り返しの手作業」に、多くの業務時間や件数を対応しており、繰り返しの作業があることにより、約7割以上がモチベーション低下を実感していることが明らかになりました。
72.6%が手作業の「自動化」に向け、社内で何か取り組みを実施していることに加え、「自動化」を希望している担当者が約8割に上っており、「自動化」に向けた強い意欲がうかがえる結果となりました。
多くの業種でDXやデジタル化が進む中、未だ「繰り返しの手作業」というアナログな実態がある通信業界において、必ずしも手作業で処理しなくてもよい業務は、GAS※1やVBA※2などのプログラムツール、RPA※3などで自動化が可能な領域です。
例としては、定期的な資料の展開や、作業報告書の作成、未完了タスクのリマインドなどです。これらを自動化することによって、担当者の負担軽減のみならず、モチベーションの向上にも繋がると考えられます。
ベイシスでは、これらの自動化ツールを駆使し、省人化を図ることによって人件費の削減や、納期の短縮、ヒューマンエラーの削減による正確なサービスを提供しています。お困りごとがありましたら、ぜひ弊社にお問い合わせください。
ベイシス株式会社へのお問い合わせ:https://www.basis-corp.jp/contact/
また、社外向けRPA事業としては、RPAエンジニアリング支援、コンサルティング支援等を行っております。RPAに特化したサイトもございますので、下記サイトURLを是非ご覧ください。
弊社RPAサービスサイト:https://www.basis-corp.jp/rpa/
問い合わせ先:basis_rpa_sales@basis-corp.jp
※1 GASとは「Google Apps Script」の略語。Googleが開発・提供しているプログラミング言語であり、プログラムを作成することで、GmailやGoogleスプレッドシートを始めとした、種々のGoogleサービスを連携させ、あるいは自動化することが可能。
※2 VBAとは「Visual Basic for Applications」の略語。Microsoft社OfficeシリーズのWordやExcel、Access、PowerPointなどで利用でき、利用者が簡易なプログラムを記述して実行することで複雑な処理の自動化などを行うことができる。
※3 RPAとは「Robotic Process Automation」の略語。ロボットによる業務自動化の取り組みを表す。RPAにおけるロボットとは、自動化を実現するソフトウェアを指す。 デジタルレイバー(仮想知的労働者)やオフィスロボットとも表現され、主にバックオフィスにおけるホワイトカラー業務の代行を担う。
〇ベイシスについて https://www.basis-corp.jp/
ベイシスは2021年に東証マザーズ(現グロース)に上場、「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
IoT機器の設置にお困りの方は、以下の弊社プラットフォーム「スマセッチ」をぜひご覧ください。「スマセッチ」は、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォームです。
https://smasetchi.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
ベイシス株式会社 社長室 広報
担当 中出(なかで)
Mobile:070-3292-1986
広報メールアドレス:t-nakade@basis-corp.jp