今日、世界各地でのデータ侵害の増加、悪意を持った者が世界のどこからでも活動できること、サイバースペースと物理システムの連携、複雑なサイバーネットワークにおける脆弱性と影響の軽減の難しさなどから、世界中でサイバーセキュリティの需要が高まっています。2022年現在の市場規模は1,735億米ドルとなっており、2027年には2,662億ドルに達し、8.9%のCAGRで成長すると予想されています(※1)。日本でもサイバーセキュリティの需要は高まっていますが、エンジニア価格が高いことや、エンジニアの不足から十分に対応できていない現状です。
このような背景から、日本のサイバーセキュリティの需要に応えるべく、ベトナム人材を活用しハイブリッド開発を行う当社は、NCSCと協力覚書を締結いたしました。本締結により、双方がサイバーセキュリティに関する採用及び教育の支援、テクノロジープロジェクトのネットワークセキュリティに関するサービスの支援、科学研究プロジェクトの実施協力を行うことが可能となります。
また、当社はサイバーセキュリティの需要に応えるべく、 CISA(公認情報システム監査人)、国際的に最も権威あるセキュリティ プロフェッショナル認証資格CISSP(Certified Information Systems Security Professional)、AWS Certified Security AWS Certified Security Specialtyなどの専門資格を有する人材を採用しています。
当社は今後も、顧客の幅広いニーズに応えるべく、様々な機関、企業と連携を行いながら、サービスの強化を図り、事業ドメインの拡大を行ってまいります。
(※1)出典:サイバーセキュリティの世界市場:コンポーネント別 (ソフトウェア、ハードウェア、サービス)・ソフトウェア別 (IAM、暗号化・トークン化、その他のソフトウェア)・セキュリティの種類別・展開方式別・組織規模別・業種別・地域別の将来予測 (2027年まで)
■当社の専門人材について
フィン ヴァン フク
2012年にコンピュータネットワーク専攻で大学を卒業し、ベトナム最大のオンラインゲーム会社にテクニカル担当として就職。
その後、ITアウトソーシング企業にてセキュリティリーダーやインシデントマネージャーを担当。2021年からシンガポールのFintech会社に転職し、全社のセキュリティ管理を担当。
CISA(公認情報システム監査人)・CISSP(Certified Information Systems Security Professional)・AWS Certified Security Specialty等のグローバルなセキュリティ資格を保有。
■ハイブリッドテクノロジーズが提供する「ハイブリッド型サービス」とは?
当社の提供するサービスは、日本とベトナムのリソースを融合させ、顧客のビジネスとテクノロジーという両側面からDXを推進する「ハイブリッド型サービス」です。ハイブリッド型サービスにおいては、コミュニケ―ションの仲立ち役である、日本人PMとベトナム人PMの豊富な経験から、従来のオフショアでありがちなコミュニケーションの齟齬などを防ぎます。実際のサービス設計フェーズにおいては、UCD(実際にサービスを利用するユーザーの使い方を元にデザイン・インターフェイスを作成)によるUI・UXデザインを提供し、実装のフェーズではアジャイルスクラム開発を取り入れ、計画、開発、テスト、リリースを繰り返すことにより、高品質かつスピーディな開発を実現します。このように、サービス設計からエンハンスまでワンストップでサービスを提供することで、顧客に貢献いたします。
〇ハイブリッド型サービス概念図
【株式会社ハイブリッドテクノロジーズ会社概要】
所在地:東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F
代表取締役社長:チャン バン ミン
資本金:893,343千円(2022年8月31日時点)
事業内容:ハイブリッド型サービス
URL:https://hybrid-technologies.co.jp/
IRサイト:https://hybrid-technologies.co.jp/ir