Scuridプラットフォームは、分散型IoTに対応する次世代のデバイスID管理プラットフォームです。 Scuridプラットフォームを利用することで開発者は、デバイス自体が保有し管理することが可能なデジタルIDを簡単に利用することができます。さらに複雑なIDセキュリティ強化、ID管理、IoTデバイスから出力されるデータ整合性の担保、およびデータガバナンスなどの課題を、費用対効果の高い方法で解決するためのソリューションをユーザーに提供します。 Scuridの使命は、IoTエコシステムにおける自律的な意思決定と情報共有を、高い信頼性の下で実現可能にすることです。
https://www.scurid.com
AItoAirは早く進化しているスタートアップであり、コード不要で組み込みAIが作れるSaaSを開発しています。AItoAirは最小限のパワー、メモリーを使用する最も効率的なAIモデルを現場に届けることをミッションとしています。同社は組み込みAIが今後数年にわたったインダストリアルIoTにおいて中核の技術になると信じています。
https://aitoair.com/
製品概要
Tinyboomは、機械学習におけるすべてのプロセスを可能にするWebベースオンラインプラットフォームです。データ収集から始まり、データのラベリング、モデルの構築、クラウドベースのトレーニングやデプロイメントを用いたAI作成から、データセットの管理までをサポートします。Tinyboomの主な機能は、多種多様なセンサーからデータ収集ができる点、Rasberry piやArduinoなどエッジデバイスとの通信が可能な点、何よりもAIモデルの圧縮ができる点です。Tinyboomのミッションは、手頃な価格でエンドツーエンドの機械学習システムを提供することです。Tinyboomは5月1日に遂に販売開始しました。サービス利用は、こちら(https://aitoair.com/contact-us/)より連絡してください。
現時点で、Tinyboomは画像のデータセット管理およびその機械学習アルゴリズムに対応しています。今後、より多くのデータ分析アルゴリズムを追加していく予定です。
対象としている市場
一般開発者とビジネスユーザーの両方を主要顧客と考えています。一般開発者としては、機械学習に興味を持ち、自分でスマートなIoTシステムを構築しようとしているユーザーを想定しています。ビジネスユーザーの場合は、製造業や、ビルメンテナンス・警備など、様々な業界でご利用していただけるものと思います。Tinyboom開発メンバーは、Tinyboomを使うことで、機械学習に関する特別な知識がなくても、機械による目視検査や異常検知を簡単に構築できるようになると確認しています。
主な機能
- ウェブベースのデータセット管理
- 画像データのラベリング
- データ収集
- ローカルストレージから
- PC接続カメラから
- エッジデバイスセンサーから
- ユーザーの機械学習モデルをクラウドGPUで学習させる。
- ユーザーの機械学習モデルのデプロイ
- AIモデル圧縮処理
- AIモデル推論APIの自動展開
- ネットが無い環境でのモデル運用
直面した課題
当初より、Tinyboomのアイデアは、機械学習プロジェクトにおけるエッジデバイスとの直接コミュニケーションを可能にすること、つまり、エッジデバイスから画像や音声データを取り込んでTinyboomに送り、モデルのトレーニングや改良を行うことでした。これは、現実世界でのデータを使ってAIモデルを構築し始めることができるようにするためには、本質的に重要なことだったのです。
このことを念頭に置いた場合、このシステムの課題は、ユーザーのもつすべてのエッジデバイスが適切に識別されていることを確認することなのです。Tinyboom開発チームは、エッジデバイスが危険に晒され、欠陥があるような場合においては、適切にアクセスの承認や失効させるということが必要だと考えました。
PoCにScuridを選んだ理由は何ですか?
Tinyboomプラットフォームを開発するAItoAirは、急速な進化を進めるスタートアップ企業で、現時点での主要目標はクラウドベース機械学習のためのプラットフォームを提供することを目標においています。Scuridとのパートナーシップにより、AItoAirはデバイスID管理、IDセキュリティ、データガバナンスをScuridプラットフォームと連携させることができるようになりました。これにより、AItoAirは、Tinyboomとそれに接続する複数のエッジデバイス間のIDセキュリティおよびデバイス接続を容易に管理、そして拡張できるようになります。
AItoAirはどのようにScuridと連携したか/Scuridを連携する予定か?
適用分野
Tinyboom開発チームは、Scuridと連携して、接続されたエッジデバイスを個別に識別し、これらのデバイスからのリクエストを適切に承認してから、Tinyboomと接続できるようにしました。また、エッジデバイスのリモート更新を自動化するために、Scuridと連携することも検討しています。
Scuridがシステム全体にどうフィットすると思いますか?
Tinyboom開発チームは、エッジデバイス通信分析ダッシュボードとScuridプラットフォームを連携させ、シンプルなAPIを使用してデバイスIDを迅速に作成・管理することに成功しました。Scuridプラットフォームは、バックエンドと完全に暗号化されたネットワーク接続を設定なしで実行する機能を提供しています。これにより、Tinyboom開発チームは、エッジデバイスシステムで最も脆弱な部分である、複雑なデバイス識別から解放されることとなりました。Tinyboom CLIアプリケーションは、エッジデバイス上でScuridのエッジアプリケーションと共に動作し、ほんのわずか数種類のAPIでデバイスIDの作成とアクセス承認を可能にしました。