現在、日本企業におけるシステム開発内製化の需要は急速に高まっており、IT人材不足の問題もあいまって、非IT人材を対象としたノーコード基盤が注目されています。
しかしながら、ノーコード基盤の多くは、事前に備わっているパーツを組み合わせて開発するため適用できる業務の範囲が狭く、小規模開発向けといえます。一方、ローコード基盤の場合は、スクラッチと同等の柔軟性を持った開発をローコードで行えるため、適用できる業務の範囲が広く大規模な開発が可能ですが、エンジニアを対象としているため、ノーコード基盤と比較して、より専門的な知識が必要になります。
この度販売を開始する「AGILE-DXプラットフォーム」は、独自の開発方法論「AGILE-DX」に準拠した、ノーコードとローコードの間に位置するいわば「いいとこ取り」をした製品といえます。
「AGILE-DX」は、アジャイル開発において一般的に定まっていない要件定義の手法を定めた方法論で、業務プロセスやユーザーインターフェースなどの「変更が発生しやすい要件」と、従業員情報等アプリケーションで使用するデータなどの「変更が発生しにくい要件」を分離することで、要件の変更にともなう開発工数の増加を最小限にとどめて大規模なアジャイル開発を可能にします。
この方法論に準拠することで、業務を理解している業務ユーザーやビジネスアーキテクトなど、非IT人材によるノーコードでのUI及び業務プロセスの構築を可能にし、一方で、アプリケーションのデータ構築などはローコードでの開発が可能となっております。これにより、ローコード製品よりもシンプルで素早く開発ができ、既存のノーコード製品よりも柔軟で高度な開発が可能になります。
BlueMemeは、業務ユーザーの積極的なシステム開発への参画を後押しし、日本企業のシステム開発の内製化をさらに加速させるソリューションとして、本製品を日本市場に展開して参ります。
「AGILE-DXプラットフォーム」製品ページ
https://www.bluememe.jp/agile-dx-platform/
株式会社BlueMemeについて
BlueMemeは、2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、日本のローコード開発市場を第一線でけん引してまいりました。当社独自の開発方法論「AGILE-DX」を用いてローコード技術とアジャイル手法の効果的な運用を実現しています。BlueMemeは、日本企業の国際的な競争力の向上に寄与すべく、ユニークな受託開発、コンサルティング、トレーニングを通してお客様のシステム開発の内製化とDXを支援しています。
社名 :株式会社BlueMeme
代表者 :代表取締役 松岡 真功
所在地 :東京都千代田区神田錦町3-20
資本金 :967,007,754円(2022年6月30日時点)
事業開始 :2009年8月(設立2006年12月・資産管理会社として設立後、現代表にて事業開始)
上場市場 :東証グロース(証券番号:4069)
URL :https://www.bluememe.jp/