■新関数27を追加したExcel関数事典の決定版
複雑なデータの計算や加工が短時間かつ正確に行えるExcel関数は、今でも次々と新しいものが登場しています。最新版となる本書では、3年前に発売した旧版に対して27個の新関数を追加し、全510個もの関数をコンパクトな判型にまとめています。
主な新関数には、自作の関数を定義できる「LAMBDA関数」、数式の結果に名前を付けて利用することで処理を高速化できる「LET関数」、株式銘柄の価格情報を取り出せる「STOCKHISTORY関数」などがあり、それぞれの構文や引数、使用例、活用のポイントを分かりやすくまとめています。
◇本書で解説している新関数の例
LAMBDA 変数と数式を指定し、関数として利用する
LET 名前を付けた計算結果や値を関数内で利用する
STOCKHISTORY 株式銘柄の価格情報を取り出す
MAKEARRAY 数式を利用して配列を作成する
ARRAYTOTEXT 配列を文字列に変換する
VALUETOTEXT 値を文字列に変換する
TEXTSPLIT 文字列を複数列または複数行に分割する
EXPAND 配列を拡張する
■最新バージョンに対応した「関数の基礎知識」も収録
本書の巻末には、旧版でも好評だった「関数の基礎知識」を拡充して収録しています。関数の入力方法、引数や計算の仕組みといった基礎レベルの知識から、Microsoft 365のExcel、Excel 2021、Excel 2019で利用できる「スピル」機能まで、Excel関数を便利に使いこなすための情報をまとめています。また、Googleスプレッドシートで関数を利用する方法など、トレンドに沿った活用法も紹介しています。
<紙面イメージ>
■使用例ファイルのダウンロードも可能
本書をご購入いただいた方に向け、本書に掲載している関数の使用例と同じExcelファイルを提供しています。お手元のパソコンでダウンロードしてExcelで開き、実際に関数を入力したり、関数の機能や動作を検証したりできます。
■本書は以下のような方におすすめです
- Excelを日常業務で使っている人
- Excelでの業務効率を改善したい人
- パソコンスキルの向上を目的としている学生や新入社員
■本書の構成
関数名インデックス
目的別インデックス
第1章 数学/三角関数
第2章 日付/時刻関数
第3章 統計関数
第4章 文字列操作関数
第5章 論理関数
第6章 検索/行列・Web関数
第7章 データベース関数
第8章 財務関数
第9章 エンジニアリング関数
第10章 情報関数
第11章 キューブ関数
付録 関数の基礎知識
■書誌情報
書名:できるポケット 時短の王道 Excel関数全事典 改訂3版 2021/2019/2016/2013 & Microsoft 365対応
著者:羽山 博・吉川明広&できるシリーズ編集部
発売日:2022年8月18日(木)
ページ数:416ページ
サイズ:B6判
定価:1,518円(本体1,380円+税10%)
電子版価格:1,518円(本体1,380円+税10%)※インプレス直販価格
ISBN:978-4-295-01502-4
◇Amazonの書籍情報ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4295015024/
◇インプレスの書籍情報ページ:https://book.impress.co.jp/books/1122101016
◇書影ダウンロード:https://dekiru.net/press/501502.jpg
■著者プロフィール
羽山 博(はやま ひろし)
京都大学文学部哲学科卒業後、NECでユーザー教育や社内SE教育を担当したのち、ライターとして独立。ソフトウェアの使い方からプログラミング、認知科学、統計学まで幅広く執筆。読者の側に立った分かりやすい表現を心がけている。2006年に東京大学大学院学際情報学府博士課程を単位取得後退学。現在、有限会社ローグ・インターナショナル代表取締役、日本大学、青山学院大学、お茶の水女子大学、東京大学講師。
吉川明広(よしかわ あきひろ)
芝浦工業大学工学部電子工学科卒業後、特許事務所勤務を経て株式会社アスキーに入社。パソコン関連記事の編集に従事したのち、フリーエディターとして独立。IT分野を対象に書籍や雑誌の執筆・編集を手がけている。どんな難解な技術も中学3年生が理解できる言葉で表現することが目標。2000年~2003年、国土交通省航空保安大学校講師。2004年~2017年、お茶の水女子大学講師。