2026年8月25日 – 民生用ドローンとクリエイティブなカメラ技術で世界をリードするDJIは、DJIハンドヘルド映像技術に関するホワイトペーパーと、DJI Osmo Pocket 4P で撮影したオリジナル ショートフィルム『存在の不確かな彼女』を公開しました。本発表は、DJI が掲げるミッション — 手のひらに収まるデバイスにプロフェッショナルなシネマティック表現能力を集約させ、DJI Osmo Pocket シリーズをポケットジンバルカメラ分野のパイオニアかつテクノロジーリーダーとして確立する — という決意を示すものとなります。

12 年の歩み:プロフェッショナル映像技術、今やポケットの中に
DJI は 12 年以上にわたり、空撮と地上撮影の両領域を網羅する包括的なテクノロジーエコシステムを構築し、Ronin シリーズから Osmo Pocket シリーズに至るまで、技術革新を、誰もが自分らしく世界を表現するための力へと変えることで、世界中のクリエイターが現実を捉え、記録する方法を根本から変革してきました。DJI の中核ミッション「人々の人生を豊かに(Enrich Our Lives)」は、映像技術における強力な推進力となってきました。
DJI の業界内における歩みは、高く評価されています。2024 年、DJI は Ronin シリーズが映画・テレビ制作におけるカメラスタビライザーシステムへの貢献により、テレビ芸術科学アカデミーより「テクノロジー&エンジニアリング・エミー®賞」を授与されました。その後、2025 年には DJI Ronin 2 とその研究開発チームが、中国企業として初めて、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)による「科学技術賞」を受賞しました。同年、Osmo Pocket 3 の全世界での累計販売台数が 1,000 万台を突破し、世界中の Vlog 制作や旅行映像制作のスタイルを根本から変えました。
DJI が発表したホワイトペーパーでは、明確なビジョンを打ち立てています。すなわち、機材の小型化は単なる携帯性の追求ではなく、創作表現の自由をさらに拡張することにあるという考え方です。テクノロジーの進歩の真の目的は、カメラをより小さくすることではなく、創意表現をより豊かにすることであり、撮影プロセスにおける物理的な制約を排除し、プロフェッショナルな映像表現をすべての人が身近に使えるものにすることにあります。

『存在の不確かな彼女』: Osmo Pocket 4P で撮影されたオリジナル ショートフィルム
このビジョンを現実のものにするため、DJI は撮影監督 瀧本幹也氏によるオリジナル ショートフィルム『存在の不確かな彼女』を制作しました。
本作は、島根県の歴史的な銀山町・石見銀山に引っ越してきた主人公が、ささやかな菓子を届ける道すがら、何度も迷いながら、少しずつ町との関係を築いていく物語です。瀧本氏は、この作品をロードムービーとして構想し、石見銀山の江戸時代から残された風景を舞台として選びました。作品全体が DJI Osmo Pocket 4P で撮影されています。
映像作家の言葉:瀧本幹也氏が語る Osmo Pocket 4P
映像作家・撮影監督である瀧本氏にとって、DJI Osmo Pocket 4P は単に撮影の方法を変えたのではなく、セットのダイナミクスそのものを根本的に再構築しました。
「最初の印象は、思いのほかよく出来ているということです。映像も相当綺麗に映ります。撮影したデータを持ち込んでグレーディングしてみたところ、ハイライトから暗部に至るまでトーンの階調が保持されていました。スタビライザーのパフォーマンスも見事で、このカメラが DJI のドローン技術から応用されて作られたものだということを実感させられました。」
カメラの軽量なフォームファクターは、前例のない身体的自由をもたらしました。
「図書館の本棚越しに主人公を追うシーンでは、通常であればレール敷設が必要になるような撮影ですが、このカメラの軽さと扱いやすさのおかげで実現できました。」と瀧本氏は指摘します。
この身軽さはスピーディな移動シーンにおいても重要な役割を果たし、ジンバルのスタビライザーと自動フォーカスが被写体の顔に正確にロックオンし、予想を上回る精度を発揮しました。デュアルレンズシステムにより、町の広景から人物の表情へ、瞬時に視点を切り替えることが可能になり、セットアップ時間を大幅に短縮し、出演者への負担を軽減させることができたと瀧本氏は語ります。
瀧本氏が特に驚いた特長は、カメラの 17 ストップのダイナミックレンジでした。日中の通りから薄暗い室内への移動など、極端な照度変化に対応し、完璧な露出と色再現を実現し、まさに人間の目が知覚する光と影を映像化させました。センサーの広大なラティチュードにより、瀧本氏は屋内のキッチンシーン撮影を自然光だけで行うことができました。「東京から照明を持ってきたのですが、一度も使うことはありませんでした。」と瀧本氏は語ります。
また、Osmo Pocket 4P が生み出す卓越したデータクオリティは、そのコンパクトなフォームファクターを忘れさせます。「グレーディング後の印象として、それが Osmo で撮影されたものだということを忘れてしまうほどです。大型カメラと比べても全く劣るものではありません。」と瀧本氏は結論づけます。
ポケットジンバルカメラ時代を切り拓くテクノロジー
「ポケットジンバルカメラ時代」の幕開けを告げる DJI Osmo Pocket 4P は、ポケットサイズでありながら、本格的なプロフェッショナルワークフローに対応する性能を備えています。
新たに搭載された 60mm 中望遠レンズは、ポートレート撮影にも適した定番の焦点距離です。シームレスなレンズ切り替えを可能にし、印象的でシネマティックな奥行き表現を実現することで、モバイルでの映像表現を新たな次元へと導きます。
レンズ性能にとどまらず、イメージング性能にも大きな進化をもたらしました。LOFIC テクノロジーにより、これまでにない 17 ストップのダイナミックレンジを実現。新しい D-Log 2 カラープロファイルと組み合わせることで、プロフェッショナル向けシネマカメラに匹敵する、優れたハイライト・シャドウの復元性能を発揮します。
Osmo Pocket 4P は、圧倒的なシネマティック性能に大きなカメラは必要ないことを証明します。コンパクトなボディでありながら、映像制作の新たなスタンダードを提示する一台です。
ショートフィルム『存在の不確かな彼女』ならびに DJI のハンドヘルド映像技術ホワイトペーパーは、以下のプラットフォームにて公開されています。なお、瀧本氏のメイキング インタビュー動画は後日公開予定です。
ショートフィルム『存在の不確かな彼女』: https://youtu.be/Z–HvUBscSQ?si=rXv7qB7_9E2m9T3b
DJI ハンドヘルド映像技術ホワイトペーパー ダウンロードリンク:https://shorturl.at/lBbZN
DJIについて
2006年の創業以来、DJIは、民生用ドローン業界の草分け的存在として、イノベーションを推進しながら、ユーザーの初めてのドローン飛行をサポートし、人々が思い描いてきた夢を実現し、プロの映像制作に革新をもたらし続けてきました。今日、DJIは人類の進歩を促進し、より良い世界を形成することを目標に、日々邁進しています。DJIは、常に純粋な好奇心を抱きながら課題の解決に尽力し、再生可能エネルギー、農業、公共安全、測量、マッピング、インフラ点検といった分野に事業を拡大してきました。それら一つ一つの分野で、DJI製品は新たな価値を生み出し、世界中の人々の生活に前例のない根本的な変化をもたらしています。
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