少子高齢化が進むことで、医療ニーズ増大と働き手不足のギャップは今後さらに拡大するものと想定されております。当社がこれまで取り組んできた不動産領域を中心とする「リアル×テクノロジー」の価値創出をヘルスケア領域に横展開し、実務有用性の高いクリニックDXソリューションを創出することで、クリニックの経営/業務効率化を推進し、働き手不足解消や医療サービス高度化に貢献してまいります。
■背景
日本では少子高齢化の進展により、2040年には65歳以上の人口割合が3分の1を超える一方で、生産年齢人口割合は5割になると推計されています。病状が慢性化及び長期化しやすい高齢者の増加により医療ニーズは高まりながらも、働き手の不足により医療従事者の安定確保が難しくなり、このギャップは今後さらに拡大するものと想定されております。
こうした中、当社はライフテックカンパニーとして少子高齢化の課題に対する価値提供の幅を広げるべく、不動産領域におけるDX実装・推進の実績を基に、このたびクリニックの経営/業務課題に対するDXソリューションのプロトタイプを開発し、支援事業を開始しました。不動産領域において実現してきた「リアル×テクノロジー」による価値創出をヘルスケア領域に横展開することで、実務有用性の高いヘルスケアDXソリューションを創出し、クリニックの経営/業務効率化を支援してまいります。
■事業概要
ヘルスケア領域の実務知見を取り入れたプロダクトを目指し、医師や医療事務との協業によるプロダクト開発体制を構築しました。現場ニーズや課題を基に、このたび新規集患を強化するメディア支援、および顧客対応改善/顧客管理に資するチャットボットのプロトタイプを開発し、テストマーケティングを開始しております。
今後は医師/医療事務との協業を通じた実務有用性の磨き込みを重ねるとともに、テストマーケティングを通じて得られたカスタマーボイスを基に追加プロダクトの開発/提供を進め、ライフテックカンパニーとして全国約10万施設のクリニックの経営/業務効率化を推進し、少子高齢化による働き手不足解消や医療サービス高度化に貢献してまいります。
(ご参考)SREホールディングス株式会社について
SREHDはリアルビジネスである不動産/金融/IT事業を手掛けることで顧客ニーズや実業の改善余地を自ら把握し、DXの効果検証・磨き込みまで内製対応することで実務有用性を高めたDXソリューション・ツールを、不動産/金融業界をはじめIT/ヘルスケア領域など様々な業界に提供しております。SaaS型クラウドサービス「SRE CLOUD」の提供やテーラーメイド型のアルゴリズム開発に加え、顧客/パートナー企業とのDXソリューション共同開発やアライアンスなど、様々な企業/業界における業務支援や課題解決に取り組んでおります。
設 立:2014年4月
代 表 者:代表取締役 社長 兼 CEO 西山 和良
上場市場:東京証券取引所 プライム市場
事業概要:AIクラウド&コンサルティング事業、ライフ&プロパティソリューション事業
ホームページURL : https://sre-group.co.jp/
※ 掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。