CoupaのSupply Chain Collaborationは、企業のバイヤーとサプライヤー間のコミュニケーションを改善し、製品や資材が必要な時に必要な場所に供給されることを支援することで、サプライチェーン全体の収益性や透明性、俊敏性、レジリエンスの向上、リスク軽減をサポートします。
この新しいソリューションにより、バイヤーとサプライヤー間でより良いコラボレーションを生み出し、代替調達先の迅速な評価や、納期の変更、品目の数量に至るまで、トレードオフのバランスをとることができるようになります。
Coupaの製品担当Executive Vice PresidentであるRaja Hammoudは、次のように述べています。
「サプライチェーンの継続性を確保することは、どこの企業にとっても最優先事項です。以前は多くの企業から既存のサプライチェーン・コラボレーションのためのソリューションでは不安が残る、という声を聞きましたが、そのような時代は終わりました。世界をリードするサプライチェーン企業と共同開発されたCoupaのSupply Chain Collaborationにより、企業とサプライヤーとのコラボレーションはモダンかつ簡単に実現できるようになります。」
Coupaの新しいSupply Chain Collaborationは、現行のプラットフォーム機能を拡張し、購買、予測、在庫、品質管理業務を支援します。現時点での主な利点は以下の通りです:
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コミュニケーションの効率化:サプライチェーン管理者とサプライヤー間で品質や価格、納期などの最新情報をリアルタイムに共有することで、予期せぬ事態や遅延を回避することができます。
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直感的な操作性と情報の一元化:ERP、MRP、サプライチェーン・プランニング・ソリューションを統合し、すべてのバイヤー、サプライヤーに統一ビューを提供します。
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運用資金の最適化:直接材および間接材の支出を単一のプラットフォームで管理し、より予測可能なオペレーションを行うことで、企業は在庫保有コストを削減し、不測のダウンタイムを見越した過度な設備稼働を最小限に抑え、運転資本をより最適化することができます。
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俊敏性の強化:リアルタイムの通知とアラートにより、手作業による時間やエラーを減らし、直接材における課題をより迅速かつスマートに解決できます。
IDCのGroup VPであるSimon Ellisは次のように述べています。
「サプライチェーンは非常に複雑であり、現在のコラボレーション技術は必ずしも使いやすいとは言えず、多くの企業は手作業や電話によるアプローチに頼らざるを得ない状況にいます。効果的なサプライチェーン管理とレジリエンスの向上において、シームレスなコラボレーション必要不可欠です。多くの企業が自社とサプライヤー両方のオペレーションを可視化し、協力し合える方法を必要としています。Coupaは、効率性とコスト削減を実現する使いやすいツールとしてユーザーに受け入れられてきた歴史があり、このSupply Chain Collaborationにおいても同様です。」
現在、Supply Chain Collaborationの1つ目のコンポーネントとしてPO Collaborationの提供を開始しています。バイヤーとサプライヤーにPO(発注)の双方向の可視性を提供することで、供給の保証を実現します。サプライヤーは数量や価格、納品日を品目レベルで確認することができます。これにより、バイヤーとサプライヤーは正確な情報をリアルタイムに取得しながら、必要なアクションを自動的に伝達することができ、POの作成から事前出荷通知、商品の受領まで、発注のライフサイクル全体をCoupaのプラットフォームで管理することができます。
Supply Chain Collaborationの詳細については、こちらのWebサイトをご覧ください。
・原文はこちらをご覧ください。
※本文と原文に相違がある場合には、英語の原文を優先します。
Coupaについて
Coupaはサプライチェーン、調達購買、財務のプロセスを統合し、あらゆる支出の可視化、統制、改善を可能にする、BSM(Business Spend Management。ビジネス支出管理)のためのクラウドプラットフォーム「Coupa」を提供しています。CoupaはBSMプラットフォームを通じて、企業・組織の支出から得られる価値の最大化を支援しています。詳細はウェブ、SNSをご覧ください。