異なるロボティクス技術の融合と統合により、自動化・無人化の更なる加速!

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Chinoh.Ai株式会社(本社東京都渋谷区恵比寿、代表取締役:齋藤誠一郎)は、異なるロボ・ソリューションを  統合・カスタマイズするロボティックス・インテグレーターです。
RGV/AGV/AGF/ロボットアームなど複数のロボティクスを統合することにより、自動化が進む物流業界において、企業様への完全自動化ソリューションを実現します。

2028年までに大企業の半数が物流ロボット採用 ― 課題は「複数ロボティクスの複合と統合管理」

倉庫または製造現場の物流業界では2028年までに大企業の半数が自動化ロボットを導入すると予測されています。他方、自動化ロボットには様々な種類があり、これらをどのように組み合わせて一つのシステムとして動かすのか、については本格的な取り組みや実例が十分ではありません。

近年、物流業界では、世界状況を踏まえたさまざまな局面を迎えています。EC市場の拡大による物流への負荷、エネルギー価格の高騰、日本においては少子高齢化、生産年齢人口の減少により人手不足―。

このような状況下にあって、物流ソリューションはますます効率化が進み、AIやロボット技術の導入による自動化が必要不可欠となる時代が到来します。

急速成長が予測される物流ロボット市場での大きな課題、それが、「統合管理」。  

様々な新テクノロジーを既存設備を含めて融合させ、メンテナンスを含め安定稼働させることです。

2021年、トランコム株式会社(https://www.trancom.co.jp/)より当社が請け負った埼玉県加須市の2種類のロボット(RGV/AGV)を組み合わせた自動倉庫は、2022年よりトランコム蓮田ロジスティックセンターに拡張移転され、AGV・RGVだけでなく、新たにXYZロボティクス社のアームロボット(ARM)を加え、3酒類のロボットを組み合わせた形で2023年落成し、この夏に稼働を開始しました。

関連記事 )トランコム、無人台車やロボ使い自動倉庫 人手4割減 – 日本経済新聞 (2021年4月2日)

トランコム、無人台車やロボ使い自動倉庫 人手4割減 投資コスト 3分の1に、まず埼玉拠点で導入 - 日本経済新聞
物流大手のトランコムは新たに倉庫内の作業を自動化するシステムを開発した。無人の台車やロボットを使い、5月までに埼玉県内の物流センターで導入する。既にある倉庫に低コストで構築できるのが特徴で、人手不足の緩和や庫内の安全性向上も期待できる。効果を検証しながら他の物流センターにも展開する。

当社は、中国におけるユニコーン・クラスのロボティクス・ベンダーとの日本市場における協業実績があり、異なる種類のロボット導入に伴い、それらを協調して稼働させるソリューションを提案します。

    

Chinoh.Aiが提案する物流自動化ロボットソリューション

  

  • 複合コンプレックス・インテグレーション

単体ではなく、AGV、RGV、ロボアーム、AGFなど、中国最新鋭のトップベンダーを 複数にまたがりソリューション設計します。WMS・ERPなど上位システムとの 統合・インテグレーションのみならず、クライアント様のニーズに合わせ、 ハード改造・ミドルウェア開発などカスタマイズも行います。

  • 複合ロボティックス倉庫(RGVxAGVxARM トリプルプレイ)

高層階を走行でき、保管に適したシャトル型のロボットRGV(Automated Guided Vehicle)と、低層階では機動性の高いAGV(Automatic Guided Vehicle)を組み合わせ、これらRGVとAGVをバーチャレーターでつなぐことで倉庫内の空間を統合し、保管とピッキングを両立します。

さらに、混載のケース・ピッキングが可能なビジョン認識ロボットアームをピッキングステーションに使用することで、これまでの人為的フォークリフトによるピックング作業を実質、ほぼ完全無人化することに成功しました。

  • AGFオートフォークリフト(RGVxAGF)

パレットを中心とした荷姿においてRGVが適さない場合、無人で搬送するフォークリフト、AGF(Auto Guided Folk)により、工程間搬送や製品保管・入出庫、ピッキング、などを自動化できます。

これらは、RGV/AGV/ARMなどに加えて複合ロボティックス倉庫として使用することもできます。

    

自動倉庫(物流自動化ロボットソリューション)を導入するメリット

  • 省人化の実現

    慢性的な人手不足問題を解消できるため、増加が続く物流出庫量を担保することができます。

  • 立体保管で保管効率UP

    AGVが導入されある程度自動化が進んだ倉庫でも、上部の天井空間などがデッドスペースになり、有効活用できていないケースが多いのが現状です。RGVを融合させた自動倉庫は、高層化できる保管設備のため天井空間のフル活用により保管効率が向上します。

  • 入出庫作業の効率化が可能

    システム制御により入出庫作業を行うので効率化を図ることが可能です。

Chinoh.Aiは、RGVを活用した複合ロボティクスにおけるリーディング・カンパニーです

当社の提案するRGVが使用された複合プロジェクトは、2023年8月現在で20億円以上の受注があり、RGVの取り扱いに関しては、日本国内では最大規模となっています。現在もなお、大きな反響があり、今後も急速な需要が見込まれています。

コンサルティングから運用・保守サービスまで一貫したサポート体制を提供

  1. 設計:コンサルティング

    お客様の課題を分析し、最適なテクノロジー・ベンダーを組み合わせ、複合コンプレックス型のソリューションを提案します。

  2. 施工・導入:インストレーション

    ご提案したロボティックス・ソリューションを実際にお客様の現場(倉庫・工場)に合わせ、ハード・ソフトともにカスタマイズしたうえで導入し、検収・稼働まで立ち上げます。もちろん、ソリューションベンダーが多岐にわたっても対応可能です。

  3. 保守:メンテナンス・アップデート

    導入された複合型ロボティックスの障害対応・メンテナンスはもちろん、拡張・アップデートを行います。

厳しい環境下でもAIロボットが活躍し持続可能な社会を実現

  

温暖化に伴い、今年の夏も毎年類を見ない猛暑が記録され続けています。このような夏の暑い環境においては、人間の作業パフォーマンスには多くの制約が生じますが、ロボティクスが実現された倉庫エリアでは、炎天下の過酷な状況で人間が作業をする必要が次第になくなってきます。熱中症の危険性が叫ばれる中、AIロボットは、夏の暑さが厳しい環境下であっても人間に代わり、人が作業する以上のパフォーマンスを発揮することができます。

現在、私たちの暮らしの裏では、冷房の効かない灼熱の倉庫や、冷凍食品などを扱う、コールドチェーンといった冷凍・冷蔵倉庫があり、こうした、人間にとって長時間作業が難しい場所での作業では少子高齢化のなかで深刻な人手不足が進んでおり、インフラそのものの危機、ゆくゆくは私たちの生活そのものが成り立たなくなると言われています。

ロボットは高温の作業環境においても熱中症や疲労の心配がなく、過酷な環境下での作業から人間を解放し、

持続可能な社会に向けて、人手不足から社会のインフラを支えて行くことができます。

Chinoh.Ai 株式会社について

  

当社は、上海にR&D拠点をもち、テクノロジー・ベンダーたちと 複合型コンプレックス設計・カスタマイズ開発、導入後の障害対応を 日本の枠を超えてグローバルに実践します。

【会社概要】

社名:Chinoh.Ai株式会社

本社所在地:〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4-20-4 

恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア B1F

代表取締役:齋藤誠一郎

事業内容: 自動搬送ロボットの販売/自動搬送ロボットの導入サービス提供

     /自動搬送ロボットの 保守・メンテナンス 物流に関するソリューションの提供、

      コンサルテ ィング

累計受注高:20億円以上

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